【公募推薦を有効に活用しろ!】関関同立・産近佛龍志望の併願校選びについて!
こんにちは!城陽駅徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!
先日、こちら(【志望校・併願校選び】大学受験の併願校は決まってる!?併願校決定の鍵とは!)のブログにて、併願校選定の時期や選定基準についてお話しました!
今回は、より具体的に公募推薦を中心とした受験戦略についてお話していきます!
では早速始めていきましょう!!!
▶目次
1. はじめに
2. 対象となる受験生
3. 公募推薦入試の難易度
4. 自分に合った併願校を
5. 結論
6. まとめ
7. その他の記事
▷1. はじめに
冒頭でもお伝えしたように、先日こちら(【志望校・併願校選び】大学受験の併願校は決まってる!?併願校決定の鍵とは!)のブログにて、第一志望校以外の受験校(併願校・滑り止め校)をどのように決定するかについてまとめました!
是非一度上記のリンクから該当の記事を読んでいただくことで、よりこの先の内容についても理解が深まるかと思います…!
簡潔に上記のブログの内容をまとめますと…
① 第一志望を安心して受験できるようにするためにも、滑り止めとしての併願校は「公募推薦」または「共通テスト利用入試」で合格できるようにする!
② 公募推薦入試出願前に受験校を確定させるようにする!
③ 以下の3つが併願校選びの基準!
1. 第一志望の大学と科目や配点が似ている・同じ大学
2. 第一志望の大学より前に受験が出来る大学
3. 得意科目が活かせる大学
このようになっていました!
▷2. 対象となる受験生
そこで今回は、先日のブログ を更に具体的にし、いくつかの受験戦略をお伝えしていきます!
今回対象となる受験生は以下のような方です…!
○ 第一志望の大学が「関関同立・産近佛龍」
○ いずれを志望していても受験に余裕がない(=逆転合格となる)
○ 「志望校合格主義」ではなく「現役合格主義」
このようになっています!
それぞれの言葉について少しだけ補足説明を入れておきます!
逆転合格とは、「困難な状況から逆転して合格を勝ち取ること」「状況が転じ、限られた時間の中で、通常は合格できないレベルの学校に合格できること」というような認識で構いません!
(※こちらの定義は 先日のブログ(【受験におけるバイアスへの警告】自分本位の思い込みがあなたの受験を失敗に導きます。)にてさせていただいたものとなります…!)
現役合格主義とは、「絶対に浪人はしたくない」「第一志望に行けなくても良いからとりあえず大学生になりたい」というような考えのことです!
志望校合格主義とは、「浪人しても良い」「浪人してでも第一志望の大学に行きたい」というような考えのことです!
例えばですが…
第一志望が同志社大学の場合、同志社大学のみを受験するというのが「志望校合格主義」となりますが、同志社大学の受験もしつつ関西大学や近畿大学といった滑り止め併願校を受験するというのが「現役合格主義」となります!
基本的には、現役合格主義の考えで受験をしている方が多いと思います!
▷3. 公募推薦入試の難易度
前提として、関関同立は「公募推薦入試」を実施しておりません。名称が「公募推薦入試」であっても、学力試験を併用しない入試形式となっているため、本記事では対象外の入試形式と見なしています。ご了承ください。
公募推薦入試は大学ごとに大きく難易度に違いがあります…!
産近佛龍で言うと、京都産業大学・佛教大学は「現代文のみ」が国語での必要科目となりますが、近畿大学・龍谷大学は「古文」も国語での必要科目となっています…。
○ 難易度について
難易度について結論を申し上げますと…
公募推薦入試で京都産業大学・近畿大学・龍谷大学の合格を勝ち取るのは非常に難しい
ということです…。
公募推薦入試では、第一志望が関関同立の受験生たちも滑り止めを早く確保するために受験しますし、当然ながら産近佛龍が第一志望の受験生たちも早期の受験終了を目標に受験します。
そのため、合格者層の学力は非常に高くなっているため「公募推薦で絶対に合格できるやろう」「公募推薦は合格する前提で受験戦略を考えよう」と合格を前提に考えてしまうのは非常にキケンです…!
○ 受験戦略
難易度について を踏まえ、受験戦略としては基本的に…
「専願での受験を推奨しない」
他の公募推薦入試を受験しない「専願」で出願する場合は、公募推薦入試前の9,10月にて合格点の75%程度を安定的に取れている場合を除き、受験を推奨しません…。逆に、取れている場合は合格可能性が非常に高くなりますので、専願形式で受験をしても問題ありません!
敢えて「専願」としたことには当然理由があります…!なぜなら…
「合格しやすい併願校を受験するのであれば推奨」
だからです!
公募推薦入試は併願も可能となりますので、産近佛龍を「専願」ではなく「併願」、かつ併願校が合格しやすい大学である場合は、むしろ受験を推奨します!!!
2. 対象となる受験生 で述べたように、今回の対象は「現役合格主義」のため、公募推薦入試で陥る最悪のケースは、「絶対に大学に行きたいのに公募推薦入試で滑り止めの大学を確保できなかった」という状態です…。
絶対に現役で大学に行きたいからこそ、合格可能性がより高い大学に賭けていくべきです!
○ 合格しやすい大学
受験戦略 で述べた「合格しやすい大学」は一体どこなのか、ここで学部まで紹介します!
1. 佛教大学
「産近佛龍」の「佛」である佛教大学は、公募推薦入試で非常にオススメの大学です!!
基本的にどの学部でも合格最低点が低く合格しやすいです!また、他の大学と比較すると受験回数が多く、最大で6回受験できますので、それだけ可能性を高くすることができます!
2. 龍谷大学
「産近佛龍」の「龍」である龍谷大学は、「文学部(真宗学科 or 仏教学科)」または「社会学部(現代福祉学科)」であれば、合格最低点が著しく低くなるためオススメです!
文学部(真宗学科 or 仏教学科)は、単純に学科が人気がないため合格最低点が低くなっています!社会学部(現代福祉学科)は、文系の中で否かのキャンパスである瀬田キャンパスに位置しているため合格最低点が他の文系学部よりも低くなります!
3. 京都産業大学
「産近佛龍」の「産」である京都産業大学は、「外国語学部(英語学科を除く)」であれば、合格最低点が低くなるためオススメです!
外国語学部の中でも専攻が分かれており、ヨーロッパ言語学科のロシア語専攻やイタリア語専攻などが穴場とされています!
「産近佛龍」の中にも合格しやすい大学・学部・学科はありますので、しっかりとデータを確認し、少しでも合格可能性が高いところを受験できるようにしましょう!
公募推薦入試は大学ごとに難易度が変化するため、受験戦略を綿密に立てるようにしましょう!特に、現役合格主義の方は、必ずここで1つは合格しておかなければ、一般入試のプレッシャーが非常に大きくなってしまうため、合格しやすい場所を敢えて選ぶといった工夫も凝らしてみてください!
▷4. 自分に合った併願校を
3. 公募推薦入試の難易度 にて難易度についてお話してきました!
先ほどは学部・学科といった側面から 合格しやすい大学 を紹介しましたが、ここでは得意科目や苦手科目に合わせたオススメの大学を紹介していきます!
先ほど紹介した3大学は基本的に「万人にオススメできる大学」であり、ここでの紹介例は少し対象が絞られてしまう点はご了承ください…。
○ 文系で古文が苦手な受験生
○ 女性で英語または国語が得意な受験生
○ 英語が得意な受験生
○ 文系で古文が苦手な受験生
文系で古文が苦手という受験生は本当に多くいらっしゃいます…。
そんな方は…
◇ 佛教大学
◇ 京都産業大学
◇ 摂神追桃
◇ 関西外国語大学(公募推薦入試のみ)
◇ 京都外国語大学(公募推薦入試のみ)
がオススメです!
公募推薦で古文がないということは当然ながら、一般入試においても方式によっては古文が受験科目から外れているためオススメです!
○ 女性で英語または国語が得意な受験生
女性で英語または国語が得意な方は…
◇ 京都女子大学
がオススメとなります!
女子大学ということで気品のある大学という観点でもオススメです!
○ 英語が得意な受験生
英語が得意な方は…
◇ 関西外国語大学
◇ 京都外国語大学
がオススメとなります!
外国語大学という名前を関していることからも分かるように、英語1科目で勝負ができる大学のため、自信がある場合はオススメです!
特に、京都外国語大学は公募推薦入試での倍率が1.0倍~1.3倍と非常に競争率が低くなっていますので、よりオススメだと言えます!
○ 文系で古文が苦手な受験生
○ 女性で英語または国語が得意な受験生
○ 英語が得意な受験生
上記に当てはまる受験生の方は、こちらを参考に受験校を選定してみてください!
▷5. 結論
3. 公募推薦入試の難易度
4. 自分に合った併願校を
と公募推薦入試を中心に、併願校の選定をお話しました!
○ 結論
現役合格主義ならば絶対に公募推薦で1つは合格を取ることができるように受験戦略を立てましょう!
11,12月の段階で1,2校の合格を取ることができれば、1,2月の第一志望・第二志望の大学に対して「安心感」を持って受験することができます!
また、一般入試で滑り止め併願校の対策に時間を回す必要もなくなるため、結果的に合格しやすくなるのです!
○ 懸念点
公募推薦入試に合格してしまい「気が緩んでしまう」受験生も多々いらっしゃいます…。合格の安心感から勉強に対するやる気がそれ以前と比較して明確に落ちてしまうということです…。
しかし、このような「合格できてよかった…」という安心感で緩んでしまうタイプの受験生は、結局1,2月の受験まで勉強をやりきることができず、伸びきらないパターンがほとんどです…。
公募推薦入試合格後の1週間で、それ以前の学習量・情熱に明確に差があり下がっている場合は、そこで受験を終了する(公募推薦入試で合格した大学に進学する)という選択を取ることをオススメします!
▷6. まとめ
今回は公募推薦を中心とした受験戦略について具体的にお話してきました!
1. はじめに
2. 対象となる受験生
3. 公募推薦入試の難易度
4. 自分に合った併願校を
5. 結論
自分に合った大学を選択するということは、現役で絶対に合格したいという想いに近づく大切な一歩となります!
是非これらを参考に数カ月後の公募推薦入試に備えていきましょう!
この記事を読んで、個別指導ゴーパスに興味がわいた方は、是非ご連絡ください!
最後までご一読いただきありがとうございました!
▷7. その他の記事
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