学歴はただの肩書き?それとも未来を変える“通行証”

こんにちは!城陽駅徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!

本日は「学歴の意味」をテーマに、教育現場と社会の両側から深掘りしていきます。本気で子どもの人生に向き合ってきた、個別指導ゴーパスだからこそ語れる「学歴のリアル」。今回は、塾長自身の“就活格差体験”をもとに、その真の意味を探ります。

学歴って、結局なんなのか?

まず、学歴とは「個人が受けた学校教育の経歴」を指します。辞書的にはそれだけの話ですが、現実の社会では、もっと違う意味を持っていますよね。

たとえば、就活で書類が通るかどうか、アルバイトの採用が決まるかどうか、人からの見られ方――そのどれもに“学歴”は静かに、しかし確実に影響を及ぼします。

塾長である私も、高校時代には10社以上のアルバイト面接に落ち続け、採用されたのは100円ローソンだけ。しかし大学で国公立に進んだ後は、面接不合格ゼロ。就活でも10社以上受けて落ちたのはわずか3社でした。

この違いは一体何だったのか。

その問いが、今回のコラムの出発点です。

実体験から見る「学歴の影響力」

高校時代のアルバイト面接

当時、私は地域の“底辺高校”に通っていました。当時の学校では、勉強している生徒はほとんどおらず、「勉強する空気」がない環境でした。

アルバイトをしなければ難しい家庭事情もあり、飲食店・コンビニなど10社以上面接を受けましたが、ほとんどが不採用。

たしかに「学歴不問」とは書かれていましたが、「見た目」「言葉づかい」「経歴」による“ハロー効果”は強烈でした。結局、採用されたのは100円ローソンやお土産屋さん、新聞配達のみ。

大学進学後の変化

それが一転、国公立大学に進学した後は、アルバイトの面接に落ちたことがありません。

塾講師や飲食店はもちろん、インターンでも即内定。学歴が変わるだけで、社会の見る目がこうも変わるのかと衝撃を受けました。

就職活動

大学卒業時の就職活動では、15社ほど応募して不採用はわずか3社。確かな手応えを感じました。

もちろん、能力が急激に上がったわけではありません。ただ、“学歴”という看板があることで、相手の評価が変わっただけなのです。

この現象を、心理学では「ハロー効果」と呼びます。

ハロー効果が生む“過大評価”と“通行証”

ハロー効果とは、ある目立つ特徴が他の評価項目にも影響を与えてしまう現象のこと。学歴が高いと、それだけで能力・人格・努力のすべてを高く評価されがちです。

たとえば、

  • 高学歴 → 頭が良いに違いない
  • 難関大学 → 忍耐力もあるだろう
  • 有名大学 → きっと礼儀正しいはず

このように「努力できる人」と認識され、仕事でも「任せてみよう」と思ってもらえる。

イケメン→性格もいいはず!見た目がかっこいいから「優しそう」「頭も良さそう」と勝手にプラスのイメージを抱く。高級ブランドのグッズを持っている→お金をもっていそうと思ってしまうのもハロー効果です。

逆に、低学歴で「ネガティブ・ハロー効果」が働くと、同じ行動をしても“粗が目立つ”ように見えてしまう。これが現実として起こっています。

教育現場で見える「学歴=努力の証」

私は1000人以上の生徒を指導してきました。そのなかで気づくのは、学歴は「能力の差」以上に「努力の差」が大きいということです。

文部科学省の学力調査(令和5年度)では、小6の段階で三角形の面積が何で決まるのかきっちりわかっていない生徒が約80%。
https://www.asahi.com/articles/ASR7X56R8R7WUTIL015.html

これは学習法が分からないのではなく、「授業を聞かない」「勉強しない」――つまり、躾と学習習慣が身についていないからなのではないでしょうか。

高校生でも、中堅私大に届かない子は「英単語を覚えない」「テスト前に勉強しない」など、基本的な努力が足りていないことが多いです。

一方で、小中高と“当たり前のこと”を積み上げた子は、産近甲龍・関関同立にしっかり進学しています。

つまり、学歴とは「努力出来るかどうか」の証明でもあるのです。

あなたにも逆転のチャンスはある

「偏差値低いし無理やって…」 「どうせ推薦も取られへんし」 「学歴なんか意味あるん?」

そんなふうに感じていませんか? でも、あなたにも“逆転”のチャンスはあります。

「勉強苦手なうちの子には無理」 「高学歴に意味なんてあるの?」 「家庭の経済状況的に大学は厳しい…」

そう思うのはごく自然なことです。しかし、正しい環境と習慣が整えば、お子さんの未来は確実に変えられます。

「少しずつでも、今から変えられる」 その希望を持って、前を向いてほしいのです。

学歴の“価値”は、10代〜20代がピーク

30代、40代になると、仕事の実績やリーダー経験・人柄・スキルなどの「中身」がより重視されてきます。学歴の価値は徐々に相対的に下がっていきます。

しかし、10代〜20代前半。何者でもない若者にとって、学歴は“最強の魔法”のひとつです。

「この子はここまで頑張ってきたんだな」と伝える名刺であり、「一度信じてみよう」と思ってもらえるチケットなのです。

学歴は「可能性の証明書」

ゴーパスでは、学歴を「通行証」や「ブランド」ではなく、“ここまで頑張った”という証拠と捉えています。

偏差値や進学実績はもちろん大切ですが、それ以上に、「この子が持っている努力の才能」「継続の力を育てることが、我々の使命です。

だから、

「勉強が苦手だった」 「これまで頑張れなかった」

そんな子でも、スタートラインに立ち直し、“自力で学べる”生徒になるまで、私たちはとことん伴走します。

あなたの未来は、あなたの手の中にある

学歴が全てではないことは、私もよく理解しています。進学が必要ない人生だって、もちろんあります。

けれど、確かに「学歴がある」ことで開く扉も存在します。

今、何もないと思っているあなたにも、可能性はある。

「ちょっとだけ、やってみようかな」と思ったその瞬間から、学歴は“自分を変える力”に変わります。

ゴーパスは、その一歩を、あなたと一緒に踏み出します。

📩 まずはお気軽にご相談ください! 「どこから始めたらいいかわからない」という方も大歓迎です。 全力でサポートします!

あなたの、お子さんの「これから」を、一緒に創っていきましょう。

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