【志望校・併願校選び】大学受験の併願校は決まってる!?併願校決定の鍵とは!
こんにちは!城陽駅徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!
大学受験におけるよくある悩みの1つとして「併願校をどうするか」というものがあります…。
「○○大学が第一志望やけど他にどこを受けたら良いだろう…」「絶対に浪人はしたくないんですけどどこまで受けるべきでしょうか…?」「△△大学より下のランクの大学には行きたくない…」など、本当に様々な悩み・相談を受けてきました…。
公募推薦入試も既に近づいてきており、少しずつですが受験校選びもシビアになってきている時期ではないでしょうか…?
そこで本日は「受験校・併願校決定」に関してお話していきます!
では早速始めていきましょう!!!
▶目次
1. はじめに
2. 大鉄則
3. 受験校・併願校の確定時期
4. 受験校・併願校の選定方法
5. まとめ
6. その他の記事
▷1. はじめに
公募推薦入試もあと2ヶ月と迫ってきており、どの大学に出願するのかということを先生に相談する生徒が増えてきている時期でしょう…。
受験においては受験生当人の意識のみならず、保護者様の意識も大きく関与してくるため、志望校選びが難航するといった例も多く拝見します…。浪人が認められているのか、それとも現役のみなのかなどは、志望校・併願校選定において非常に大きな変数となります…。
人生の大きな選択ともなる大学受験ですが、受験する大学レベルは以下の3つに大別されます。
① 第一志望の大学・挑戦レベルの大学
② 第二志望の大学・実力相応の大学
③ 滑り止めの大学・A判定レベルの大学
今回は、②,③の受験校選定の方法が中心となっていきます!
そこで今回は
2. 大鉄則
3. 受験校・併願校の確定時期
4. 受験校・併願校の選定方法
に分けてお話していきます!
受験校の選定においては、「現役合格主義(浪人不可)」と「志望校合格主義(浪人可)」に分けて説明をしていきます!
▷2. 大鉄則
大学受験においては「第一志望の大学しか受験しない」という受験スタイルの方も見受けられます。
しかし今回は、「滑り止めの大学を何かしらの形で必ず受ける」という受験スタイルを前提としたうえでお話を進めていきますので、その点はご了承ください…。
大鉄則として…
滑り止めとしての併願校は「公募推薦入試」または「共通テスト利用入試」で合格を勝ち取る!!!
というものをお伝えさせていただきます!
第一志望の大学に合格するにあたり、直前期は特にその大学(志望校)への対策に時間を割ける状態を確保しておくべきです。そのためには、滑り止めとなる併願校は一般入試以前の入試方式にて省エネ合格をする必要があります…!
また、この形で合格を掴み取ることができていると、本命の志望校入試において「全落ちのプレッシャー」にさらされることなく受験を行うことができ、精神的負担を抑えることができます!
とにかく滑り止めは必ず…
「公募推薦入試」か「共通テスト利用入試」で合格しておく!!!
ことを大鉄則として共通認識にしていただければ幸いです!
▷3. 受験校・併願校の確定時期
こちらについては
公募推薦入試出願前に受験校を確定させましょう!!!
当然、公募推薦入試を受ける場合は、その合否によっても受験校・併願校に変更が加わる場合もあります。しかし、一度公募推薦入試の前に「どういった受験計画・受験スケジュールで受験をするのか」ということを決定しておくべきです!
公募推薦入試は、大学によって難易度に大きな違いがあります…。そのため、なんとなく「産近佛龍のどこかに滑り止めが取れたら良いや」といったような甘い考えで出願してしまうと、容赦なく不合格に成り得ます。
そのため、仮確定という形(後々変更可)で公募推薦入試前に一度全ての計画を立てるようにしましょう!
1. はじめに でお伝えした言い方に合わせると、③ 滑り止めの大学・A判定レベルの大学 を確実に確保する入試、あわよくば、② 第二志望の大学・実力相応の大学 の合格を勝ち取る入試となるのが公募推薦入試です!
第一志望の大学と照らし合わせ、共通テスト利用入試の前の段階で、① 第一志望の大学・挑戦レベルの大学 に集中できるような状態を作り上げましょう!
▷4. 受験校・併願校の選定方法
ここでは、併願校選択の基準をお伝えした後に、「現役合格主義(浪人不可)」と「志望校合格主義(浪人可)」に分けた受験数や大学レベルを説明していきます!
○ 併願校選択の基準
○ 併願校選択の基準
ここでは3つの基準をお伝えします!
① 第一志望の大学と科目や配点が同じ・似ている大学
② 第一志望の大学より前に受験が出来る大学
③ 得意科目が活かせる大学
① 第一志望の大学と科目や配点が同じ・似ている大学
第一志望の大学と科目や配点が同じ・似ている大学を極力選択するようにしましょう!
第一志望の国語は「現代文のみ」なのに、併願校の国語は「現代文+古文」という形になってしまうと、本来必要のない対策に労力を投下する必要が生じてきてしまいます…。
これは特に「公募推薦入試」との兼ね合いにも関係してきます…。産近佛龍の中で、近畿大学と龍谷大学は公募推薦入試においても「古文」が出題されます。一方で、京都産業大学と佛教大学は「現代文のみ」の出題となります。
こういった科目の違いを正しく認識しなければ、無駄な勉強に時間を割いてしまうことになったり、無駄な受験となってしまいかねないので注意するようにしましょう!
上記のような「科目」の問題をクリアできる受験生はほとんどですが、「配点」を失念してしまう受験生は多くいらっしゃいます…。
第一志望は「化学」の配点が高いのに、併願校は「数学」の配点高いというような形になると、こちらもまた別途対策に時間をかける必要が生じてきてしまいます…。
総じて、科目や配点が異なる大学を併願校として選択してしまうと、そちらの対策に時間・手間をかける必要があり、本命の第一志望対策がおろそかになってしまうという本末転倒の事態となりかねません…。
「絶対にこの学部じゃないとダメなんだ!」といったような特別なこだわりがない場合は、科目や配点は極力同じ(似ている)大学を併願校として選択することを推奨します!
② 第一志望の大学より前に受験が出来る大学
関西圏の大学であれば、基本的には「産近佛龍の入試 → 関関同立の入試」といったように、ほとんど時期が重複しないように受験のスケジュールが構成されていますので、基本的には問題ないかと思われます…!
あくまでも併願校は「第一志望をより安心した状態で受験できるようにするための保険」や「第一志望の大学に向けての試験慣れ」といった側面・要素が強いため、第一志望の後に併願校を受験するということはないようにしましょう…!
※中期日程や後期日程を受験するという場合は、受験が遅くなってしまうケースがあります。第一志望は前期日程で受験し、併願校は中期日程以降で受験するという受験生は見たことがありませんが、そのようなことはないようにしましょう…!
③ 得意科目が活かせる大学
① 第一志望の大学と科目や配点が同じ・似ている大学 と少し重複しますが、得意科目が活かせるような科目・配点構成となっている大学であれば、より少ない時間の対策で合格を確保しやすくなるため推奨しています!
例えば、英語が得意な人であれば「英語:200点、国語:100点、社会:100点」のような大学を選定することで、有利に受験を進めることができますよね!
一方、英語が苦手なのに上記の配点で戦ってしまうと、かなり厳しい戦いになってしまいます…。
少しでも自分にとって有利に受験を進めることができる受験方式になっている大学をオススメします!
① 第一志望の大学と科目や配点が同じ・似ている大学
② 第一志望の大学より前に受験が出来る大学
③ 得意科目が活かせる大学
併願校はあくまでも「第一志望という名の本番のための前哨戦」です!
そのため、併願校の対策がメインになってしまうようなことがないよう、科目や配点を入念に確認したうえで選定するようにしましょう!
ここからは、冒頭でお伝えしたように、「現役合格主義(浪人不可)」と「志望校合格主義(浪人可)」に分け更なる説明をしていきます!
○ 現役合格主義(浪人不可)
こちらは「絶対に浪人はしたくない…」「浪人は親からNGが出ている…」「とりあえず大学生にはなりたい…!」というような方が対象となっております!
◇ 受験する併願校のレベル
◇ 受験回数・受験日程
◇ 現役合格主義特有の注意点
◇ 受験する併願校のレベル
1. はじめに で大別した以下の3つのランク
① 第一志望の大学・挑戦レベルの大学
② 第二志望の大学・実力相応の大学
③ 滑り止めの大学・A判定レベルの大学
いずれも受験することを前提に考えましょう!
3. 受験校・併願校の確定時期 で述べたように、公募推薦入試前を想定していますので、公募推薦入試の合否結果によっては③レベルの大学は受験しなくても良いという状態に変化する可能性はあります…!
また、共通テスト利用入試の結果にも左右されますが、私立大学の一般入試の場合は、共通テスト利用入試の結果以前に出願締切となるケースがほとんどですので、出願には逆に影響がないと考えられます。
◇ 受験回数・受験日程
1. はじめに で大別した以下の3つのランクごとに推奨するのは…
① 第一志望の大学・挑戦レベルの大学:2~3日程
② 第二志望の大学・実力相応の大学:2~3日程
③ 滑り止めの大学・A判定レベルの大学:2~3日程
という形になります!
受験における一般論としては、受験する大学数は3~5大学、受験する日程は6~10日程までです。確実に大学進学をするということを考えるのであれば、③レベルでも最低2回は受験することが望ましいです!
公募推薦入試で③レベルの大学の合格を確保できている場合は、①, ②の大学の受験回数・日程を増やすことができます!
◇ 現役合格主義特有の注意点
現役合格主義特有の傾向として、とにかくどこかには合格したいという想いから「様々な大学に出願し受験回数を増やす」という受験をされる方がいます…。
こちらは絶対にNGです!!!
そもそも、受験回数を増やせば合格率が高まるという訳ではありません!受験当日は「受験勉強」はできませんし、受験日が連続すると身体に疲労が蓄積されていき本来の力が発揮しにくくなります…。
また、受験校を闇雲に増やしすぎても1校にかける対策が減ってしまい、逆に不合格になってしまうというケースも多々あります…。
この点は注意した上で受験計画を作りましょう!
◇ 受験する併願校のレベル
◇ 受験回数・受験日程
◇ 現役合格主義特有の注意点
「絶対に浪人はしたくない…」「浪人は親からNGが出ている…」「とりあえず大学生にはなりたい…!」という方はこれらを参考にして併願校を決定してください!
○ 志望校合格主義(浪人可)
こちらは「第二志望の大学より下のランクの大学には進学したくない…」「浪人はOK!」というような方が対象となっております!
◇ 受験する併願校のレベル
◇ 受験回数・受験日程
◇ 受験する併願校のレベル
1. はじめに で大別した以下の3つのランク
① 第一志望の大学・挑戦レベルの大学
② 第二志望の大学・実力相応の大学
③ 滑り止めの大学・A判定レベルの大学
①, ②を受験することを前提に考えましょう!
3. 受験校・併願校の確定時期 で述べたように、公募推薦入試前を想定していますので、公募推薦入試の合否結果によっては②レベルの大学は受験しなくても良いという状態に変化する可能性はあります…!
浪人が可能な場合は、受験生当人の「このレベルの大学より下には行かない」という意志を基に併願校のレベルを決定する運びとなります。①以外受験しないという主張をされる場合もありますが、自身の実力があるのかどうかや試験慣れという側面からも、②レベルの大学は進学意思に関わらず受験を推奨します!
また、共通テスト利用入試の結果にも左右されますが、私立大学の一般入試の場合は、共通テスト利用入試の結果以前に出願締切となるケースがほとんどですので、出願には逆に影響がないと考えられます。
◇ 受験回数・受験日程
1. はじめに で大別した以下の3つのランクごとに推奨するのは…
① 第一志望の大学・挑戦レベルの大学:5~6日程
② 第二志望の大学・実力相応の大学:2~3日程
という形になります!
志望校合格主義の場合は、①の大学の受験回数を極限まで増やすことが一番です…!
公募推薦入試で②レベルの大学の合格を確保できている場合は、①の大学の受験回数・日程をより増やすことができます!
◇ 受験する併願校のレベル
◇ 受験回数・受験日程
「第二志望の大学より下のランクの大学には進学したくない…」「浪人はOK!」という方はこれらを参考にして併願校を決定してください!
○ 併願校選択の基準
とお伝えしてきました!
これらに則り、公募推薦入試前には受験校を一度は確定させましょう!
▷5. まとめ
本日は、「受験校・併願校決定」に関する選定基準などをまとめました!
当然ながら、受験には多額の費用がかかります。安易に併願校を増やすことは受験生当人の精神的にも金銭的にも負担が大きくなってしまいます…。また、受験生の境遇によっても受験する大学には変化がありますので、自分に合った受験スケジュールを作成しましょう!
また、滑り止めは一般入試ではなくそれ以前の「公募推薦入試」または「共通テスト利用入試」にて確保できるような戦略とし、その戦略は「公募推薦入試前」に決定させるようにしましょう!
この記事を読んで、個別指導ゴーパスに興味がわいた方は、是非ご連絡ください!
最後までご一読いただきありがとうございました!
▷6. その他の記事
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