進路選択は二者択一じゃない。「グラデーション」で考えるという選択
こんにちは!城陽駅徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!
本日は、「進路選択は二者択一じゃない。グラデーションで考えてみよう」というテーマでお届けします!
「勉強する or しない」「関関同立に行く or 行かない」「進学 or 就職」……。こんなふうに“○か×か”、イエスかノーかのどちらかで決めつけてしまっていませんか?
でも実は、そんな白黒ハッキリつける考え方こそが、進路選びや意思決定を苦しくしてしまう大きな原因なんです…!
そこで今回は、「グラデーション(=その間にも選択肢がある)」という視点を持つことで、より柔軟に、自分らしく進路を考える方法について、一緒に考えていきましょう!
▶目次
- あなたは今、○か×かで悩んでいませんか?
- 白黒つけたがる思考が、しんどさを生む
- “グラデーション”という新しい見方
- 中途半端にやることで、前に進める
- まとめ|その”間”に、あなたの道がある
▷1. あなたは今、○か×かで悩んでいませんか?
「頑張る or 頑張らない」「関関同立を目指す or 目指さない」「本気を出す or 出さない」
こんなふうに、自分の進路や頑張り方、取り組み方を二者択一で考えて、疲れてしまっていませんか?
実は私自身、性格的に白黒はっきりつけたがるタイプです。 だからこそ、そんな自分が書くこの記事には説得力があるかもしれません。
でも、教室で多くの生徒を見ていて思うのです。 「みんながそんなふうに決断出来るわけじゃないし、それが悪いわけでもない」と。
もっと曖昧で、もっとグレーで、もっと“にじんでていい”。
もっと中途半端に決めても良いんじゃないでしょうか。
その考えが進路選びに大切な視点なんじゃないかなと。
▷2. 白黒つけたがる思考が、しんどさを生む
「頑張らなきゃダメ」
「全力でやらないと」
「親に言われた通り立命館大学に合格しないと…」
そんな風に“極端な物差し”で自分をはかっていませんか?
でも、それってとても苦しい。
・部活を引退したばかりで、気持ちが切り替えられない
・少しずつ頑張ってるのに、周りと比べて落ち込んでしまう
・やりたいことがあるけど、それが大学進学と直結していない
そんな状態のとき、白黒で進路を判断するのは、むしろ逆効果。
正しさより、「自分の今に合ったペース」を大事にしていいんです!
▷3. “グラデーション”という新しい見方
進路は、パレットに広がる色みたいなものです。
真っ白と真っ黒の間には、何百ものグレーがある。 赤と青の間には、濃い紫も、淡いすみれ色もある。
ある生徒は、「関西大学に行きたいけど、毎日10時間も勉強したくない。正直もっと楽したいし少しでも安心感がほしい」と龍谷大学を第一志望に変更。
もともとB判定が進研模試で出ていたこともあり、リラックスしてストレスなく受験勉強が出来ました。
その結果公募推薦で龍谷大学に見事合格!
龍谷大学に合格後は「受かったらいいな♪」というラフな思いを持って2ヶ月間彼なりの猛勉強。
その結果、補欠合格ではあったものの関西大学にも合格。繰り上がりで関西大学へ進学しました。
またある生徒は、絶対に医学部に行ってお医者さんになる!と決意を固めて高校生活をスタートしていましたが、部活動が良くも悪くも充実しすぎて成績が低下。このままでは医学部進学は非常に厳しく部活を辞めて勉強に専念するしかない。それでも1浪か2浪は覚悟しないといけない。決断を迫られた際に「今は部活を頑張りたい。勉強も出来るかぎりはする」と、両取りの答えを出して3年生の夏へ。
部活引退後に医学部受験を考え直して指定校推薦で同じ医療関係である薬学部へ進学。
6年間きっちり学習して今は薬剤師として大活躍し、幸せな日々を送っています。
“今の気持ち”や”今の力”に合った選択でも、人生はちゃんと前に進みます。
▷4. 中途半端にやることで、前に進める
進路選びにおいて大切なのは、“完璧な選択”ではありません。
「ちょっとやってみる」「今はこれで行く」くらいの気持ちでも十分。
・勉強も、1日30分だけでもOK
・志望校も、今の学力に合った場所から始めよう
・部活も続けながらで大丈夫
“二者択一”から離れ、「選ぶというより、混ぜる、中途半端にやってみる」感覚でOK。
もちろん、断固たる決意と覚悟を持ってすべてをかけて受験勉強(それ以外でも)に取り組んでいる人に曖昧な状態で勝つのは大変難しいでしょう。ちょっとやってみようぐらいの気持ちや取り組みでは競争に勝てない、負けやすいことは否定出来ません。
中途半端にやるなら、最高の結果を求めることは出来ないでしょう。
それでも、決められないなら今自分に出来るところから始める。それでも十分OKです。
あなたの未来は、にじんでていい。 そして、その“にじみ”の中に、あなただけの進路がきっとあります。
▷5. まとめ|その”間”に、あなたの道がある
もし今、はっきりした答えが出せずにモヤモヤしているなら。 それは、ちゃんと考えている証拠です。
焦らなくていい。 割り切らなくていい。
グラデーションの中で、少しずつ輪郭を描いていけばいい。
ゴーパスは、そんなあなたの”曖昧さ”にも寄り添える塾でありたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「自分に合った進路がわからない」「どう進めばいいか迷っている」 そんな方は、ぜひ一度ご相談ください!