【過去問は戦略的に】受験直前に一気に実力(点数)を伸ばす受験生がやっているコト
こんにちは!城陽駅徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!
本日は、「受験直前に伸びる受験生が取り組むこと」について紹介していきます!
直前期になって成績が伸び悩み、悩みを抱えている生徒さんも多いでしょう…。
先人たちの成功例をマネすることで、少しでも直前期の点数アップにつなげていきましょう!
では早速始めていきましょう!
▶目次
1. 点数が伸びる勉強サイクル
2. 具体的な勉強方法
3. 勉強時の注意点
4. まとめ
5. その他の記事
▷1. 点数が伸びる勉強サイクル
受験期直前は、いかに効果的に実力を伸ばすことができるかということが重大な問題となります…!
そのためには…
「戦略的な過去問演習」が不可欠です!
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過去問演習の正しい目的は皆さんご存じでしょうか…?
目的は「単に過去問演習の中で合格点を取ること」ではなく、「入試本番で合格点を取れるようにすること」です。この過程で、時間配分、出題傾向の理解、自己分析、そして志望校への接近が重要な要素となります!
本日は、この時期に一気に点数を伸ばす受験生がやっていることについて紹介します!
これを知り、すぐに実践することで、少しでも合格に近づけるようにしましょう!
▷2. 具体的な勉強方法
この時期に一気に点数を伸ばす受験生がやっていること、それはズバリ…
「過去問演習を通した課題発見 → 原因究明 → 解決策の思案 → (取捨選択を行い)行動」
という過去問演習を通した効果的な勉強サイクルを確立し、サイクルを回し続けるということです!
それでは、それぞれの勉強方法について詳細を説明していきます!
① 過去問演習を通した課題発見
② 原因究明
③ 解決策の思案
④ (取捨選択を行い)行動
① 過去問演習を通した課題発見
改めて、課題発見の前段として、過去問演習の目的と重要性について再度お話していきます!
過去問演習を行う目的は多岐にわたります。最も重要なのは、試験時間の効果的な配分方法を見つけ、問題を解く順番や手順を確認することです。
また、出題される傾向を理解し、今後の学習で特に重視すべき単元や頻出トピックを把握することも不可欠です。
過去問演習を行う際には、間違えた問題については必ず解答解説を読み、理解し、再解答をすることが求められます。
これにより、実力の正確な把握と志望校合格への最適な対策を模索することが可能になります。
また、必ず「入試本番で合格することができる」ような目標点の設定を行いましょう!
目安は「合格者平均 or 合格者最低点+10~15%」程度です!
どちらも公表されていない場合は、問題が簡単な大学であれば78~87%、問題が難しい大学であれば65~70%程度を目標としましょう。
目標点は一度に最終目標まで決めなくても良いです。作業が多い場合には、2回、3回と分けて、その都度過去問で確認をしつつ順番に片付けると良いでしょう。
得点調整や勘での正解、受験生のレベルの変化などあっても合格できるようにという理由で、最低点+15%を目標とすることを推奨しています!
※文系数学を除き、得点調整がある入試、特定の科目については×0.85をして合格点に届くように!
EX)同志社の文系数学と日本史などは得点調整で30~40点動くことも頻繁にあります。
では、本題の課題発見のアプローチ方法についてです!
過去問演習を通して、「どの問題が苦手か」「どの部分で時間を多く使ってしまったか」を明確にしましょう!これは、自分の弱点を理解し、それを改善するための第一歩です。
これを行うため、必ず時間を測りながら過去問演習をしたり、各大問でかかった時間をメモしたりするなどの配慮を怠らないようにしましょう!
② 原因究明
問題が難しかった理由や時間がかかった理由を深く分析します。これには、知識の不足、問題解決の技術、時間管理など、多くの側面が関係しています。
特に「時間が無制限であればできたのかどうか」「知らない知識や初見の要素がないと解けなかったのか」判断しましょう!
③ 解決策の思案
課題の原因を特定できれば、それをどう克服するかについて具体的な計画を立てましょう!
具体的には、参考書や新たな学習、分野別学習を追加するかどうかの検討、難しい問題への演習経験を増やす、短い時間で解けるように読めるようにする練習、今までの学習方法の変革などが挙げられます。
知識があれば正解できる問題での間違いが多い人は、今まで取り組んできた勉強の完成度が低いことが多いので、過去問で解けなかった分野の勉強し直しが求められることもあります。
また、本番までの残り時間と現在の点数から、「何からやるか」「何をやらないか」を判断し、取捨選択することも非常に重要です。
すべての順位を一度に決める必要はなく、1か月程度の計画が決まれば問題ありません!
基本的な優先順位は
「これまでの参考書でできる学習≧分野別の中で配点が高い>分野別の中で配点は低いが対策に時間がかからない>>>>>対策に時間がかかる、最悪切ってもいい内容」です。
優先順位の高いものから解決していくことで、より合理的で効果的な結果を得ることができるでしょう!
④ (取捨選択を行い)行動
計画を立てたら、実際にそれを実行に移しましょう!
ここで重要なのは、計画の進行状況を定期的にチェックし、必要に応じて計画を調整することです!
必ずしも計画通りにはいきません。その際、柔軟に計画を調整することができる否かで、成長率は大きく変化するでしょう…!
① 過去問演習を通した課題発見
② 原因究明
③ 解決策の思案
④ (取捨選択を行い)行動
これら4つの学習サイクルを効果的に回転させることで、短時間でも得点アップにつながるでしょう!
▷3. 勉強時の注意点
注意点は6つあります…!!
① 結果に一喜一憂しない
② 無理な対策は行わない
③ 対策後は過去問で実践する
④ 科目間のバランスを考慮する
⑤ 本当の実力は「低い点数」
⑥ 過去問で合格点を取る人は非常に多い
① 結果に一喜一憂しない
高い点数が取れたら喜ぶ、低い点数であれば悔しがるということは決して悪いことではありません。
しかし、結果に感情を左右され、勉強がおろそかになってしまう生徒さんは本当に多くいらっしゃいます…。
一喜一憂することなく、本番に向けて順調な歩みを進めることができているかに焦点を当てましょう!
② 無理な対策は行わない
過去問演習に入ってからは、残り時間と実力、得意不得意によって対策する内容は個人差が大きく出ます。
本番までの時間がギリギリの場合はすべてに手を出して完成度が低く取りこぼすという事態に陥りがちです…。
過去問演習の基本方針は、対策はやれるものだけ完璧に行い、やったところを確実に取ることです!
そのため、手に負えない対策は敢えて捨て、確実に成果が出せる場所の対策を満遍なく行うことがカギです!
③ 対策後は過去問で実践する
過去問演習は、課題発見から課題克服までを1つの流れ・勉強のサイクルとしています!
重要なのは、実際に点数が取れるようになったのかが重要なので、過去問で本当に取れるようになったのかを再度確認することは必ず行うようにしましょう!
自分では「対策をしたつもり」であっても、それが結果に結びつくとは限りません。必ず効果検証をするようにしましょう!
④ 科目間のバランスを考慮する
志望校や学部によって科目の配点が異なることは非常に重要です!得意科目によって対策の優先順位は大きく変わります。
過去問演習の際には、総合得点と教科ごとの目標点を同時に考え、2つの視点から優先順位を決めていきましょう。
この際に注意するのは、科目ごとの平均点です。大学の入試では、平均点をもとにした偏差値で得点を決めている学校も少なくありません。この場合、平均点が高い科目は高得点をとってもそれほど点にならない可能性が高いです。得意だと思っていた科目の平均が高いために稼げないという事態も起こりうるため、赤本や大学が公開している情報の収集は怠らないようにしましょう。
⑤ 本当の実力は「低い点数」
本番は必ず、演習時の最低の点数が出ます。
「今回やっと75%取れたから大丈夫」は間違いです!!!
「今回75%取れたので、今週あと3年分解いて、7割切らないか確認します」が、確実に合格する効果測定です!
上振れは運ですが、下振れは実力です!
⑥ 過去問で合格点を取る人は非常に多い
「過去問で合格点を取ること=本番の入試で合格できること」でない理由として大きい部分はこれです。
本番の入試は過去問で合格点をとれた人の中で、当日ミスをせず確実に問題を取り切った受験生が合格するということを忘れないようにしましょう!
合格点を超えても、そこから稼げる部分を模索したり、ミスをする可能性を下げることは徹底して継続する必要があります!
① 結果に一喜一憂しない
② 無理な対策は行わない
③ 対策後は過去問で実践する
④ 科目間のバランスを考慮する
⑤ 本当の実力は「低い点数」
⑥ 過去問で合格点を取る人は非常に多い
これら6つの注意点を基に、過去問の効果的な学習を続けていきましょう!
▷4. まとめ
本日は、「受験直前に伸びる受験生が取り組むこと」について、具体的な勉強方法を紹介してきました!
受験成功のカギは、効率的な学習と戦略的な過去問演習にあります!自分自身の弱点を正直に見つめ、それを克服するための具体的な行動を取ることが大切です!
計画的に進めれば、受験直前に一気に実力を伸ばし、志望校合格への道を切り開くことができます。
これはただのテストではなく、あなたの未来への一歩です。自信を持って、最後の一歩を踏み出しましょう。
この記事を読んで、個別指導ゴーパスに興味がわいた方は、是非ご連絡ください!
最後までご一読いただきありがとうございました!
▷5. その他の記事
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