【受験生必見!】偏差値50の公立高校から同志社大学へ!逆転合格に必要な5つのこと!
こんにちは!城陽駅徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!
先日は こちら (【受験におけるバイアスへの警告】自分本位の思い込みがあなたの受験を失敗に導きます。)の記事にて「逆転合格」について綴りました…!自分にとって都合の良い言葉として「逆転合格」を鵜呑みにしてしまう受験生が多く、それに対する警告を主な主張とさせていただきました…!
今回もまた逆転合格と関連し、筆者自身の逆転合格を基に「逆転合格に必要なこと」を5つ紹介していきます!
では早速始めていきましょう!!!
▶目次
1. 筆者の経歴
2. 逆転合格に必要なこと①:早期からの受験勉強
3. 逆転合格に必要なこと②:当たり前の基準を高く設定する
4. 逆転合格に必要なこと③:小さな目標を設定する
5. 逆転合格に必要なこと④:得意科目を1つ作る
6. 逆転合格に必要なこと⑤:自信を持つ
7. 例外
8. まとめ
9. その他の記事
▷1. 筆者の経歴
まずは私の経歴についてお話します…!(※興味の無い方は飛ばしてください…!)
「逆転合格じゃない」とご指摘をいただかないよう、偏差値などについても言及しておきます…!
○ 小学校
小学校は地域の公立小学校で、いわゆる「普通の小学校」でした。
6年間を通して公文や塾に通うといったことはありませんでした。学年が上がるにつれ、少し苦手意識を持つ科目もありましたが、概ね「上の下」程度の通知表でした。
また、環境的にも中学受験をする友人が多かったということはなく、むしろ学校外の勉強とはかけ離れたような生活をしていました。
○ 中学校
中学校は地域の公立中学校で、こちらもいわゆる「普通の中学校」でした。
小学校時は人並み以上には成績は良かったものの、中学校になると大きく変化しました…。
中学校1年生時はなんとかオール3だったものの、勉強にはついていけないようになっていました…。中学校2年生時は恥ずかしながら人生で最も成績が低く、オール3を下回っていました…。中学校3年生時は流石に高校受験がヤバいと夏ごろから通塾を開始したこともあり、最終的な評定はオール4程度まで向上しました…。概ね「中の下~中の中」を行き来している通知表でした。
成績推移としてはそこまで深刻ではないように見えますが、頭を使った勉強は全くといって良いほどしておらず、とりあえず脳に暗記する言葉を詰めているような生徒でした…。
高校受験では、京都府の偏差値50の公立高校を第一志望として受験し、倍率6倍超の熾烈な争いの中、前期選抜試験にて合格をいただくことができました…!(定員は48名でしたが、おそらく下から5番目程度の滑り込み合格だったかと思われます…。)
これだけ聞くと「いや6倍を突破できる学力があるやん」と思われる方もいるかとは思いますが、失礼ながら偏差値50、つまり、ド平凡な公立高校ですので、そこは悪しからずということにしていただきたいです…。
○ 高校
高校は京都市内の公立高校で、偏差値50、大学進学者のボリュームゾーンは摂神追桃といったレベルでした…。
高校受験を通して「中学校の時にもっとちゃんと学校の成績を取っておけばよかった…」と後悔したこともあり、高校では比較的しっかりと定期テストの対策を行う生徒になりました…!
高校1年生時は評定平均が4.6程度、高校2年生時は評定平均が4.8程度、高校3年生時は評定平均が4.4程度と、3年間を通して学校内・コース内でTOPクラスの成績を保っていました!
そんな私が大学受験を意識し始めたのは、高校2年生の夏~秋ごろでした!それまでは定期テスト前にしか勉強していませんでしたが、普段から勉強する習慣がつくようになりました!
そこから1年半ほど受験勉強を行い、最終的には同志社大学に合格することができました!(その他2つの私立大学にも合格をいただきました!)
例年、関関同立に合格する人は学校全体で5~8人程度ということもあり、環境面から考えると「逆転合格」を果たしたと言えるのではないでしょうか…!
経歴はこのような形となっています…!決して秀才・天才ではなく凡人だということが伝わっていれば幸いです…!
端的にまとめますと…
「普通の公立小中高から同志社大学に現役で合格した」となります!高校の偏差値を考慮すると、勉強開始時期を問わず「逆転合格」と表現することに問題はないかなと思っております…!
▷2. 逆転合格に必要なこと①:早期からの受験勉強
ではここから、実際に逆転合格を果たした私が「逆転合格に必要なこと」をそれぞれ説明していきます!
1つ目は「早期からの受験勉強」です…!
○ 早期から始めるにあたって
○ 実際の勉強
○ 早期から始めるメリット
○ 早期から始めるにあたって
「当然だろ!!」「それができたら苦労しない…!」といった声が上がることは承知の上ですが、この「当然のように思える早期からの受験勉強」ができていない人があまりにも多すぎます。
多くの受験生が自身の受験経験を振り返った際に「もっと早くから受験勉強をしておけばよかった…」と嘆きます。受験において、これほどまでに先人たちが共通して残してくれるような言葉であるにもかかわらず、それを教訓として活かせていない人が多く残念です…。
「皆がやらない」ということは「自分だけがやれば明確な差がつく」ということです!
他にも「早くから受験対策をしてるのって逆転合格って言えるん…?」「逆転合格って3ヶ月とか半年で合格することじゃないの…?」というような考えをお持ちの方も多いかと思います…。
その考えは今すぐに捨ててください。甘すぎます。
こちら (【受験におけるバイアスへの警告】自分本位の思い込みがあなたの受験を失敗に導きます。)の記事でも言及したように、奇跡のような逆転合格を果たす確率は平均しても5~6%といった低い確率です。
また、別の記事で「城陽市近辺の進学実績の実情」を考察しましたが
○ 【進学実績の闇】ルール一覧
○ 【進学実績の闇】~南陽高校編~
○ 【進学実績の闇】~城南菱創高校 普通科編~
○ 【進学実績の闇】~城南菱創高校 教養科学科編~
○ 【進学実績の闇】~西城陽高校編~
これらのいわゆる「地域の進学校」でさえ、ボリュームゾーンは産近佛龍というのが現実です。一般的に、大学は「高校偏差値マイナス10」レベルのところに落ち着く(進学する)とさえ言われています…。
つまり、私のような偏差値50の公立高校出身者は、とにかく少しでも早く受験勉強を開始しなければ、逆転合格のスタートラインにすら立てないという訳です…。ただでさえ遅れをとっている以上、受験勉強の開始時期で追いつけるようにしなければならないのです…!
○ 実際の勉強
早期からの受験勉強といっても、いきなり9,10時間勉強し始めなければならないという訳ではありません!!
私自身、まずは「寝る前に英単語を1日100個覚える」といったレベルから始めました!
徐々に慣れていくことで、暗記する数が増えたり、別の勉強にも少しずつ手を付けられるようになっていきました!
○ 早期から始めるメリット
早期から受験勉強を開始するメリットは大きく3つあると考えています…!
① 負荷が少ない
○ 実際の勉強 でお伝えしたように、早期から始めることができれば、負荷の少ない勉強から始めることができます!
開始時期が遅くなればなるほど、初めての受験勉強が「英単語を1日200個覚える」「英文法の参考書を1日10ページ進める」といったような「負荷の大きい勉強」になってしまいます…。
こうなってしまうと、モチベーションの維持が難しく、早々に受験勉強を諦めて投げ出してしまう人が多くなってしまいます…。負荷が少ないからこそ、この先説明する別のメリットにもつながり、好循環になっていくのです!
② 習慣化しやすい
① 負荷が少ない こともあり、毎日継続しやすくなります!毎日の継続が自然とできるようになれば、それは「勉強の習慣化」に成功したと言えます!
まずは少ない時間でも勉強をするという習慣を日常に組み込むことさえできれば、その後は少しずつ負荷を増やしたり勉強時間を増やすといったように、より良い習慣を作ることができます!
③ 成果が出やすい
○ 早期から始めるにあたって でお伝えしたように、早期から受験勉強を開始している人は少ないです…!そのため、自分が勉強をするとそれが「目に見える結果」としてすぐに反映されやすいです…!!
私自身の経験では、11月に初めて受けた「進研模試の世界史」で得点が50点・偏差値は55程度でした。そこから世界史の勉強をすると、1月の同模試で得点が84点・偏差値は70超となりました!
周囲が勉強をしていないからこそ、このように結果が反映されやすいのです…!結果が出ると「次も頑張ろう!」「勉強ってやれば成果が出るんだ…!」「点数が取れるのは楽しい!」といったように、更に勉強に対するモチベーションが向上していきます!
○ 早期から始めるにあたって
○ 実際の勉強
これらのメリットは「早期から始めないと得られない」と言えます!
早期から始めることには相応のメリットがあるため、逆転合格には欠かせない重要な要素と言えるのです!
▷3. 逆転合格に必要なこと②:当たり前の基準を高く設定する
2つ目は「当たり前の基準を高く設定する」ことです…!
○ 当たり前の基準とは
逆転合格を果たすためには、他人よりも「当たり前の基準を高くする」、言い換えると、「ここまではやって当たり前」「ここまではやるのが当然」というラインを引き上げる必要があります…!
例えばですが…
「英単語は1日100個が当たり前」と思っている受験生と、「英単語は1日300個が当たり前、加えて古文単語も1日100個は当たり前」と思っている受験生、どちらが合格に近づくかは一目瞭然ですよね…?
上記のように、当たり前の基準をとにかく高くすることができれば、自然と他人よりも努力できる状態になれます!
○ 当たり前の基準を高くするには
では、当たり前の基準を高くするにはどうすれば良いのでしょうか…?
個人的には2つの方法があると思っています…!
① 少しずつ基準を引き上げる
自分の中の努力基準値を少しずつ引き上げる、要は「限界突破」を繰り返すということです!
「英単語100個」から「英単語110個」「英単語125個」のように、少しずつで良いので自分の基準値を引き上げていくことで、その引き上げた基準に慣れていくことができます!
こちらは自力で調整できるのでお勧めですが、自分に甘いような人だとなかなか難しいです…。
② 基準値の高い人に出会う
こちらは偶然という要素も強いですが、自分よりも圧倒的に基準値の高い人に出会うということも1つの方法です!
これまでの自分の努力基準を大きく上回る人と出会うと、自分の中の常識が変わり「自分の努力はまだまだや」「もっとやらないとダメなんだ」というように自分を奮い立たせることができます!
塾や予備校などに通うことで出会うこともできますし、オープンキャンパスでの先輩の話などからも感化されることはあるかと思います…!
当たり前の基準を少しでも引き上げられるように努力していきましょう!
▷4. 逆転合格に必要なこと③:小さな目標を設定する
3つ目は「小さな目標を設定する」ことです…!
○ 小さな目標設定とは
2. 逆転合格に必要なこと①:早期からの受験勉強 こちらでお伝えしたような早期からの勉強をしている人は特にですが、やはり遠くの受験のみを見据え、手が届くか分からない目標だけを頼りに勉強を続けるのは、モチベーション維持の観点から見ても難しいです…。
事実、これまで何度も「もう諦めます…」「合格できる気がしなくなったので志望校を下げます…」というような生徒も見てきました…。
志望校合格という長期視点だけでなく、短期視点の小さな目標を設定することで、より努力のサイクルも良くなります!
○ 小さな目標設定をするメリット
① やることが明確になる
小さな目標の方がより具体的に設定できるため、「今自分がやらないといけないこと」「勉強の優先順位」が明確になります!
例えばですが…
「2カ月後の模試でA判定を取れるようにする!」「来月の模試で英語の偏差値を10上げる!」というような小さな目標にすることで、「志望校合格」という抽象的な目標よりもより具体的になり、今何をしなければならないかがより明確になります!
もちろん、志望校合格という大きな長期的目標だけで頑張れる人も多くいますが、より毎日の勉強に生を実感して取り組めるようにするためにも、模試を中心に小さな目標を定期的に設定しましょう!
志望校合格のためには、ステップバイステップ、日々の小さな一歩を達成していくことが重要です!
モチベーション維持の観点は当然ながら、「なんとなくたくさん勉強している」というような脳死的勉強にならないようにするためにも、小さな目標を明確に設定するようにしてみましょう!
▷5. 逆転合格に必要なこと④:得意科目を1つ作る
4つ目は「得意科目を1つ作る」ことです…!
○ 得意科目とは
○ 得意科目を作るメリット
○ 得意科目とは
ここでいう得意科目とは「自分はこの科目だけは絶対に負けない」「この科目は絶対に9割取れる・偏差値70は取れる」というような科目の事だと定義します!
このような科目をできれば1つは作るようにしましょう!
これを作ることができるようにするためにも、2. 逆転合格に必要なこと①:早期からの受験勉強 が必要だと言えます!
私自身は、世界史を得意科目に仕上げました!3年生の記述模試では1度も偏差値70を切ったことはありませんし、全統マーク模試では満点も記録しています!
このレベルまで仕上げていたため、本番の入試でも素点で85%~90%を安定して取ることができました!
バランスよく点数を取れることも能力としては大事ですが、逆転合格をするにあたってはより得意科目の存在が重要になります!その理由をこれから説明していきます!
○ 得意科目を作るメリット
① 計算できる科目の心強さ
② 精神的安定
③ 他科目の勉強にも好影響
① 計算できる科目の心強さ
得意科目は「計算ができる」と言えます!つまり、「これくらいの点数は取れる」という目安になるということです!
入試などでは特にそうですが、得点戦略を立てる必要があります。そこで確実にこの科目は取れるというのがあれば非常に心強いです!得意科目は基本的に点数の振れ幅が小さいため、より綿密な計画を作ることができます!
② 精神的安定
入試本番では ① 計算できる科目の心強さ という安心感につながりますし、模試や普段の勉強でも「この科目はこれだけできるから大丈夫」と、得意科目の存在が精神的支柱になってくれます!
仮に他の科目で大きなミスを犯してしまっても、「この科目は得意だから大丈夫」「さっきの得意科目はちゃんと点数が取れたから気にしない」というように前向きになることもできます!
③ 他科目の勉強にも好影響
これは個人的な見解も含まれていますが、得意科目は「自然と好きになる」ことが多いです!
そうなると、他科目の勉強と違い「息抜きとして取り組む」といったこともできます!事実、私は英語や国語の勉強につかれた際に、世界史の一問一答を勉強することで、勉強はしているものの楽しさがあったため良い息抜きになっていました!
これにより、他科目の勉強にも良い影響を与えてくれると言えます!
○ 得意科目とは
① 計算できる科目の心強さ
② 精神的安定
③ 他科目の勉強にも好影響
得意科目があったからこそ、余裕を持って合格することができたと思います!
個人的な見解として、社会科目は得意科目にしやすいので、1つの参考にしてみてください…!
▷6. 逆転合格に必要なこと⑤:自信を持つ
5つ目は「自信を持つ」ことです…!
こちら (【受験におけるバイアスへの警告】自分本位の思い込みがあなたの受験を失敗に導きます。)の記事を読んだ方は、「え、現実を見ろって言ってましたよね…?」「自信は持たず謙虚にいた方が良いのでは…?」と思ったかもしれません…。
結論…
自信を持つことは非常に大事です!!!
あくまでも「逆転合格は稀有な事例である」という現実を直視せず、自身の受験を楽観視しているような「自信」を否定したわけであり、「自分は逆転合格できる!こんなに勉強してるから!」「自分は絶対に出来る!だから今日も頑張って勉強する!」というような「勉強に繋がるポジティブな自信」はむしろ持つべきです!
メンタル面が弱く、受験本番で大きな失敗をしてしまう人はこの世に非常に多くいます…。そのメンタル面での心配がないというだけでも、実は他の受験生に比べて優位に立つことができているのです!
▷7. 例外
2. 逆転合格に必要なこと①:早期からの受験勉強 にて早期から始める重要性を説明しました!
その中の ○ 早期から始めるメリット にて ② 習慣化しやすい という利点を挙げました!
実は、受験勉強を始める前から「勉強の習慣化」を一時的にではあるものの癖付ける方法があることを皆さんご存じでしょうか…?
それはズバリ…
定期テストの対策
です!一般的に、逆転合格と定期テスト対策(学校の勉強)は相反するモノだと考えられがちですが、テスト勉強を1~2週間前から行い、成績を取るという行為自体は「勉強の一時的な習慣化」と言えます!
事実、私自身が受験勉強に抵抗を示さなかった理由として、定期テストの2週間程度前から勉強する習慣があり、それを毎日に拡張しただけという節もあります!
周りが定期テストの勉強をやらないような風潮があったとしても、流されることなく勉強することで、1年生時から「受験勉強に繋がるトレーニング」ができるということをぜひ知っておいてください!
▷8. まとめ
今回は、筆者自身の逆転合格を基に「逆転合格に必要なこと」を5つ紹介してきました!
他にも要素はあると思いますが、可能な限り誰でもマネできるような再現性の高い5つをピックアップしました!
2. 逆転合格に必要なこと①:早期からの受験勉強
3. 逆転合格に必要なこと②:当たり前の基準を高く設定する
4. 逆転合格に必要なこと③:小さな目標を設定する
5. 逆転合格に必要なこと④:得意科目を1つ作る
6. 逆転合格に必要なこと⑤:自信を持つ
私のような偏差値50程度の高校出身ながら、上位の大学を目指すという方は非常に多いかと思います…!残酷ですが、いわゆる進学校の生徒でさえ中々合格できないような大学を目指す以上、既についている差を埋めるには「とにかく早期から勉強する」しかないと考えています…!
「受験勉強にフライングはない」
この言葉を胸に刻み、少しでも早い受験勉強のスタートを切り、良い大学受験にしていきましょう!
この記事を読んで、個別指導ゴーパスに興味がわいた方は、是非ご連絡ください!
最後までご一読いただきありがとうございました!
▷9. その他の記事
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