【中堅国公立大学 VS 関関同立】比較!受験生はどちらを選ぶのが良い?

こんにちは!城陽駅徒歩1分の個別指導ゴーパスです!

本日はタイトルにもある通り、「中堅国公立大学と関関同立」についての内容となっています!
学校の指導方針で国公立大学を目指すよう指導されている方も多いとは思いますが、関関同立も非常に難関で知名度も高いため、「どちらを目指すのが良いのだろう…」と悩む方も多いはずです!

是非この記事を通して理解を深め、志望校選びの糧としてください!
では早速始めていきましょう!!!

▶目次

1. 個別指導ゴーパスとしての結論
2. 合格難易度から比較
3. 合格後から比較
4. まとめ
5. その他の記事


▷1. 個別指導ゴーパスとしての結論

早速ですが、個別指導ゴーパスとしての結論を先にお伝えいたします!!!
ズバリ…

「関関同立」

を選ぶことをオススメします!(塾生にも実際にそのように伝えています!)

前提として、ここで言う「中堅国公立大学」とは、共通テストの点数割合が60%弱~70%弱の大学とします。当然、科目数や地域によっても見かけ上の偏差値に乱高下がありますが、具体的な大学のイメージとしては…
・各地域の教育大学(京都教育大学・大阪教育大学など)
・各地域の国立大学(秋田大学・埼玉大学・滋賀大学など)
・各地域の公立大学(京都府立大学・滋賀県立大学など)
をイメージしていただけると幸いです…。

上記のような、所謂「難関ではない国立大学」と比較すると、関西勢の方は特に関関同立が良いと言えます!


▷2. 合格難易度から比較

合格難易度においては…

「中堅国公立大学」

のほうが難しいと言えます!

偏差値を見てみると、中堅国公立大学よりも関関同立の方が高く出ていることが多いですよね…?
(以下のリンクから各検索サイトに飛ぶことができます!)
パスナビ ○ 河合塾(Kei-Net) ○ 東進

もちろん振れ幅はあるものの、関関同立の方が軒並み平均的に高いというのが分かります。
それでもなお、中堅国公立大学の方が難しいと言える理由を以下に記していきます!

① 中堅国公立大学
② 関関同立

① 中堅国公立大学

中堅国公立大学の合格難易度が高くなる理由として

一発勝負×潰しがきかない」という制度や環境面が非常に大きいと考えています。

○ 一発勝負

国公立大学に入学するには、共通テスト一般入試の2つの関門を乗り越える必要があります。

第一段階の選抜である「共通テスト」は、言わずもがな一発勝負です。共通テストの出来によってはそもそもの第一志望を諦めなければならないということも多々あります。加えて、多くの国公立大学では、共通テストで5教科6~7科目の受験が必須となります。得点率が高くないため、見かけ上の偏差値は低くなっていますが、多分野にわたって完成度を高める必要があり、実質的な難易度は非常に高いと言えます。

これだけ多くの科目を広く完成度を高めるには、正直1年間では足りません…。
何か特筆した強みが無ければ、なかなか目標点数を取ることは難しいというのが実情です。加えて、共通テストへと変更されてからは試験難易度が非常に向上してしまったため、これまで以上に第一段階で思うような点数を取ること自体難しくなっているのです…。

第二段階の選抜である「一般試験」も、2月25日の一発勝負です…。
基本的には記述問題で構成されており、第一段階の選抜(共通テスト)で求められた基礎力処理能力とは異なった能力が必要になります。科目数自体は少なくなるものの、一問一問の難易度は高いです。

この2つの「一発勝負」を乗り越えなければならない、それが1つ目の中堅国公立大学の方が難しいと言える理由です!

○ 潰しがきかない

ここで言う「潰し」とは、所謂「滑り止めの大学」です!
基本的に中堅国公立大学を受験する層の滑り止めは、難関私立大学だと思いますよね…?しかし、いざ蓋を開けてみると、中堅国公立大学に落ちてしまい、結果的に産近佛龍未満の大学(摂神追桃)に進学する人も多いのです…。

このような結果になる理由として、私立大学(滑り止め大学)の対策が不十分な状態に陥りやすいためです。そもそも国公立大学への対策をしなければならないという状態のため、私立対策に手が回らない受験生が過半数以上だと思います。一方で、私立専願の受験生は入念な対策を講じてきているため、結果的に「負けやすい勝負」になっているのです…。

先ほどもお伝えしたように、「見かけ上の偏差値」は関関同立の方が高いです!しかし、
一発勝負
潰しがきかない

という構造上、「実質的な試験難易度」は、中堅国公立大学の方が圧倒的に上だと言えると思います!

逆説的に、上記の構造じゃないからこそ、関関同立の方が試験難易度は低いということになります!(以下に詳しく説明していきます!)

② 関関同立

関関同立の合格難易度が(中堅国公立大学と比較して)低くなる理由として

チャンスが多い×潰しがききやすい」という制度や環境面が非常に大きいと考えています。

① チャンスが多い
② 潰しがききやすい

○ チャンスが多い

受験方式にもよりますが、国公立大学に入学する際とは異なり、私立大学では一般入試のみとなります。
大学にもよりますが、学部を変えれば複数回受験できるのが「私立大学」の強みにもなります!

行きたい学部という観点においては、一発勝負ではあるものの、大学単位で見た際には「複数回のチャンスがある」と言えますね!更に、関関同立は、学部間での問題の差異が限りなく0に近いため、対策の手間が少ないのです!!!

更に、基本的には3科目での受験が可能です。科目数が少ないことが仇となり、見かけ上の偏差値自体は高い数値となってしまっていますが、科目を仕上げる上では、5教科6~7科目と比較すると容易だと言えます。

国公立大学で求められる「広く浅い」知識よりは、「狭く深い」知識が必要になりますが、科目数が少ないこともあり、十分1年で逆転合格も可能なのが私立大学、強いては関関同立の特徴なのです!!

○ 潰しがききやすい

先ほどもお伝えしたように、ここで言う「潰し」とは、所謂「滑り止めの大学」です!
基本的に関関同立を受験する層の滑り止めは、その下のランクである産近佛龍です!多くの場合、関関同立志望者が第一志望に落ちたとしても、産近佛龍で滑り止まるケースがほとんどです!!

つまり、滑り止めがしっかりと「滑り止め」の役割を果たしてくれる場合が多いです!
私立専願の場合は特に、常にステップアップしながら勉強をしていくため、関関同立のレベルに至るまでに、多くの産近佛龍の問題と触れることになります。つまり、対策に手が回らないという状態が起こりにくいのです!

このように
チャンスが多い
潰しがききやすい

ため、関関同立の実質的な合格難易度は低いと考えています!言うなれば、コスパが良いのです!


▷3. 合格後から比較

合格後はさまざまな観点がありますが、2個に絞ってお伝えいたします!!

① 学生生活の楽しさ
② 就職

① 学生生活の楽しさ

○ 中堅国公立大学の場合

中堅国公立大学とまとめても、大学によって場所も立地も様々です。しかし、基本的には関関同立よりは落ち着いた場所にあると言えます。学生数では、国公立大学ということもあり人数自体は少ないですが、より密なコミュニティを作りやすいというメリットもあります!

人数が少ないため、サークルや部活が活発的ではない場合がもありますが、全員としっかりと関係性を構築していくことができるでしょう!

○ 関関同立の場合

中堅国公立大学よりも関関同立のほうが圧倒的に立地が良いですし、学生数も多いです。それだけ、周りの施設も充実しますし、サークルや部活など大学全体の活気にもつながっています。

やはり周囲を見ていても、関関同立に進学した学生の方が、大学生活全体を楽しみているなぁというように感じることが多いです!

個別指導ゴーパスにも同志社大学に進学している先生が複数名いますが、「良い人や環境と巡り会えた!」と生の声を聞くことも多いです…!

もちろん、学生生活の楽しさを何に見出すのかという前提はあります。住めば都だとは思いますので、中堅国公立大学を楽しくないと否定するつもりは一切ありません!!しかし、楽しさで言うと関関同立の方が多くの人が楽しめる環境があると考えられます!

学生の本分は勉強と言われますが、せっかくの大学生活、まずは楽しまなければ意味がありませんよね!!

② 就職

○ 中堅国公立大学の場合

中堅国公立大学の場合、地元就職には強いケースが多いです!!!
特に、地方となると尚更です!地方ではその地域の国公立大学が正義だという価値観も根差しているため、関関同立以上に有利に就職活動を進めることができるケースも多いです!

一方で、関東にある有名企業に進むような場合は、少しインパクトに欠ける可能性もあります…。

○ 関関同立の場合

やはり関関同立は就職に強いです!!!

東洋経済「有名企業への就職に強い大学」ランキング200 では以下のようになっています!

同志社大学:17位|関西学院大学:26位|立命館大学:36位|関西大学:43位

その他にも様々なデータがあります!

ダイヤモンドオンライン 主要24大学「就職先」ランキング!東大生の就職先2位はアクセンチュア、1位は?

有名企業だらけですね!!
就職の強さは高校生の間は中々分かりにくいですが、これも大事な指標になります!

ここでは
学生生活の楽しさ
就職

について話しましたが、これ以外にも指標は多くあります!自分が大切にしたい指標ではどちらの方が優れているのかということを確認してみましょう!!


▷4. まとめ

個別指導ゴーパスとしては、関関同立をオススメします!!!

1. 個別指導ゴーパスとしての結論
2. 合格難易度から比較
3. 合格後から比較

で理由はお話してきました!

この記事を読んで「関関同立を目指したい!」、そのように思ってくれた方は我々「個別指導ゴーパス」をぜひ頼ってみてください!最後までご一読いただきありがとうございました!


▷5. その他の記事

ぜひ以下の記事にも目を通していただけると非常に嬉しいです!

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