漢字検定って受験に使えるの!?京都の高校や大学受験で使えるか調査!
こんにちは!城陽駅徒歩1分の個別指導ゴーパスです!
本日はタイトルにもある通り、「漢字検定と高校・大学受験」についての内容となっています!
検定・資格試験としては名だたる漢字検定、「実は持っている…」という方も多いのではないでしょうか!
是非この記事を読み、漢字検定についての理解を深め、勉強に励んでみましょう!
では早速始めていきましょう!!!
▶目次
1. 漢字検定とは
2. 高校入試では使えるのか
3. 大学入試では使えるのか
4. 入試以外での意義
5. まとめ
6. その他の記事
▷1. 漢字検定とは
漢字検定を知らない人は少ないかとは思いますが、少しだけ説明をさせていただきます!
日本漢字能力検定 (漢検) は、漢字の読み書き能力を証明する、国内では最大規模の検定試験です。受検者の年齢層の幅が広く、1~10級の中から自分の実力に合った級を受検ができます。高校・大学の中には、入学時の評価対象としている学校もあり、受験や就職の際にも有利となる検定です。
(既に受験での有用性が示されている文言もありますね…)
漢検でよく利用されるサイトを以下にまとめて示しておきますので、興味がある方は以下のリンクから覗いてみてください!
○ 2023年 公益財団法人 日本漢字能力検定協会(公式HP)
○ 漢検の概要|日本漢字能力検定
○ 各級の出題内容と審査基準|漢検の概要|日本漢字能力検定
皆さんが通っている中学・高校でも団体受験という方式で定期的に受験できる機会が設けられていることもありますので、一度確認して見ても良いかもしれませんね!
▷2. 高校入試では使えるのか
では早速、高校入試で使えるのかということについてお話していきます!
結論… 漢検は「3級以上」で高校入試で非常に有効活用することができます!
その理由を2つの観点から説明していきます!
① 内申点や推薦で有利になる
② 本番の漢字問題の正答率が高くなる
① 内申点や推薦で有利になる
漢検は主に推薦入試や内申点に加算される形で評価されることが多いです!
そのため、漢検3級以上を資格として保有しているだけで、実は入試本番で自分に有利にはたらいてくれているのです!点数の加算方法は高校ごとに違いますし、内容が明確に公表されていない場合もありますが、1~2点の加算はされるはずです!
「え…たかが1~2点かよ…」と思ったそこのあなた!
この数点が合否を分けるのです!入試本番は多くの人が数点差の中で拮抗し、合否が下されています。「この1点があったから受かった!」という人も多くいるのです!
特に、京都の公立高校受験では、難関とされる前期試験があります。前期試験では1,2点が合否を明確に分けています…。そのため、この1,2点を侮ってはいけないのです!
② 本番の漢字問題の正答率が高くなる
これは言わずもがなですね!先ほどの内申点での加算という形ではなく、実際に問題を解いている際に実感することができる効果です!
公立・私立受験問わず、漢字問題は5~10点分出題される高校が多いです!つまり、漢字を確実に正解できるだけで、合格可能性は非常に高くなると言えるのです!
このように、高校入試では私立高校や公立高校の推薦受験という形態においても活躍してくれますし、私立高校や公立高校の試験問題での点数確保という形でも活躍してくれる「万能資格」なのです!
しかし!すべての高校で漢検が有効活用できるわけではありません…。
受験する高校の制度について、簡易的に調べることができるサイトが公式で公開されています!以下にリンクを設置しておりますので、必要に応じて調べてみましょう!
(※一部反映がなされていないものや、概要のみが記載されている場合もありますので、詳細は必ず念入りに調べるようにしましょう!)
実際に使える高校を何例か以下に示しておきます!
○ 京都府立網野高等学校|公立
○ 一燈園高等学校|私立
○ 京都国際高等学校|私立
○ 京都産業大学付属高等学校|私立
○ 同志社女子高等学校|私立
▷3. 大学入試では使えるのか
では次に、大学入試で使えるのかということについてお話していきます!
結論… 漢検は「2級以上」で大学入試で「ほんの少しだけ」活用することができます!
その理由は先ほど同様です!それらについて少しだけ追加して説明させていただきます!
① 内申点や推薦で有利になる
② 本番の漢字問題の正答率が高くなる
① 内申点や推薦で有利になる
京都の大学で出願時に加点をしてくれるのはわずか16校です…。しかも、同志社大学や立命館大学のような最難関私立大学では活用できないことが多いのです…。
しかし、中堅私立大学であれば、大学や試験方式に応じて活用できる場合もありますので、そちらは入念に確認するようにしましょう!
受験する大学の制度についても、簡易的に調べることができるサイトが公式で公開されています!以下にリンクを設置しておりますので、必要に応じて調べてみましょう!
(※一部反映がなされていないものや、概要のみが記載されている場合もありますので、詳細は必ず念入りに調べるようにしましょう!)
○ 大学・短大検索
実際に使える大学を何例か以下に示しておきます!
○ 京都外国語大学|私立
○ 京都産業大学|私立
○ 同志社女子大学|私立
② 本番の漢字問題の正答率が高くなる
大学入試でも漢字が出題されますが、高校受験の際と比較すると問題数が減少する印象があります…。しかし、大学入試の方が高校入試と比較して「1点の間に数十・数百人が固まる」というような状況になります!実際、「合格最低点から0.1点差で落ちた…」という受験生も多くいるのが大学受験です…。つまり、大学受験の方が1点の重みは増していますので、漢字が確実に書けるということは大事でしょう!
このように、もちろんメリットもあるのですが、大学受験では漢検を敢えて取得する意味は少ないと言えるでしょう…。こうなる理由として、大学受験では英検が覇権を握っているからです。英検は高校・大学受験両方で非常に良く使うことができますし、特に大学受験では、非常に強い効果を発揮してくれます!
(※英検について取り上げている記事はこちらから見ることができます!)
▷4. 入試以外での意義
2(高校入試では使えるのか)、3(大学入試では使えるのか)では高校・大学入試での有用性についてお話してきました!
しかし、当然ながら、入試という観点以外でも漢検を受験することには意義があります!それについて3つ説明していきます!
① 漢字学習のモチベーションアップ
② 文章読解力の向上
③ 一般教養
① 漢字学習のモチベーションアップ
「漢字を学習するのが苦手、得意じゃない」という気質の方もいらっしゃるかと思います…。
そういった方には、このような検定という形式で「目標を明確に持って」取り組んでもらうことで、漢字勉強が捗るということがあるでしょう!
② 文章読解力の向上
漢字学習の中で、その熟語の意味や言葉の意味を深く知ることができます!こうなることで、今まで「なんとなく」読んでいた文章が、「しっかりと意味を持たせて」読むことができ、本質的な理解を進めることができます!
③ 一般教養
漢字は一般教養でもあります!近年は、スマートフォンの利用に伴い識字率の低下や、漢字が書けない人が増えていると聞きますね…。社会に出ても、漢字とは常に触れ合っていきますし、漢字が読めないと小馬鹿にされることもあります…。一般教養としても、漢字はしっかりと読めるようになっておきたいですね!
これら3つが入試以外での意義になります!
▷5. まとめ
今回は、「漢字検定が高校・大学受験に使えるのか」ということについて、様々なことに言及しながら説明してきました!
高校受験では比較的有効活用できますが、大学受験では高校受験程活用はできないということが分かりましたね…。しかし!単に受験に使えるという観点だけでなく、漢字というものは日本人としての一般教養でもあります!受験以外での目的でも構いませんので、漢検の勉強をしてみるのも1つ、良い経験になるでしょう!
また、気が向けば我々「個別指導ゴーパス」にも頼っていただけると嬉しいです!最後までご一読いただきありがとうございました!
▷6. その他の記事
ぜひ以下の記事にも目を通していただけると非常に嬉しいです!
以下はオススメの記事です!
○ 2023年度 高校・大学受験 合格実績速報!
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○ 【進学実績の闇】ルール一覧
○ 【進学実績の闇】~南陽高校編~
○ 【進学実績の闇】~城南菱創高校 普通科編~
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