京都の公立高校入試、中期選抜は中学1年生から始まっている!内申点の重要性!
こんにちは!城陽駅徒歩1分の個別指導ゴーパスです!
本日はタイトルにもある通り、「中期選抜における内申点の重要性」についての内容となっています!
詳細は後々述べますが、京都府の公立高校入試は中学1年生からスタートしています!
是非この記事を読み、内申点の重要性を知り、高校入試が有利になるように貯金していきましょう!
では早速始めていきましょう!!!
▶目次
1. 内申点とは何か
2. 京都府の公立高校入試の内申点の仕組み
3. 中期選抜が特に重要な理由
4. 内申点を上げるために大事なこと
5. まとめ
6. その他の記事
▷1. 内申点とは何か
そもそも「内申点」とはなにか、簡単に説明していきます!
本記事では「内申点」という表記としていますが、正式には「報告書」と言い、その他にも「内申書」というような呼ばれ方をすることもあります。
これは、一人ひとりの中学校の成績や学校生活をまとめたものです!学校の先生が作成し、受験する高校に提出します。内申書の「各教科の学習の記録」の欄に記載される成績が「内申点」になり、高校入試の合否の判定資料になります!
つまり、5段階評価の数値がそのまま点数となるということです!
入学試験において試験が実施される「英語、数学、国語、理科、社会」の主要5教科だけでなく、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭」の実技4教科も内申点の対象となります!
▷2. 京都府の公立高校入試の内申点の仕組み
京都府の公立高校入試は、冒頭でも述べた通り、なんと中学1年生から既にスタートしているのです…!
このように言えるのは、1で述べた、学校の成績を中心とした「内申点」という仕組みがあるためです!
ここでは、内申点に着目し、公立高校入試の仕組みを簡単に説明していきます!
(※今回扱うのは大多数である「普通科」となります。特別な科の場合はこれとは異なることがあります。)
① 前期選抜
前期選抜試験における内申点(報告書)は135点満点になります。
(5段階評価×9科目×3年=135点満点)
前期選抜試験の全項目の満点が315点なので、内申点だけで40%強の割合を占めるということが分かりますよね…。これだけでもどれだけ大事なのかということがよく分かるかと思います。
内申点は1,2,3年生で均等となるため、1年間の成績が約14%も高校入試に関わってくるのです!
点数の全体像をグラフにしたものが以下の画像となります。
これは前期選抜に限ったことではありませんが、ここから言えることは、入試本番のみ高い点数を取っても、不合格になる可能性は十分にあるということです…。
また、前期選抜試験では30%程度の受験生鹿合格を勝ち取ることができないため、難関な試験となっています。
② 中期選抜
中期選抜試験における内申点(報告書)は195点満点になります。前期試験の際とは、算出方法が異なるため、60点も差が生まれています!
中期選抜試験の全項目の満点が395点なので、内申点だけで約50%の割合を占めるということが分かりますよね…。つまり、中期選抜試験では前期選抜試験以上に、内申点が重要となるのです!
内申点は1,2,3年生で均等となるため、1年間の成績が約17%も高校入試に関わってくるのです!
点数の全体像をグラフにしたものが以下の画像となります。
基本的に、中期選抜試験で多くの受験生が合格を掴み取ることができます!
③ 後期選抜
後期選抜は「中期選抜が終了しても定員に余りのある高校」のみ実施されますが、内申点は関係がありませんので、紹介は控えさせていただきます。ご了承ください。
▷3. 中期選抜が特に重要な理由
今回の記事のタイトルからも分かるように、内申点が特に重要となるのは「中期選抜」です!
その理由について2つ説明させていただきます!
① 中期選抜で合格する人が大多数だから
② 換算方法が変わるから
① 中期選抜で合格する人が大多数だから
2でお伝えしたように、京都府の公立高校入試の仕組み上、中期選抜で合格する人が大多数(約70%)です!
そのため、この後説明する中期選抜特有の換算方法を正しく理解する必要があります!
② 換算方法が変わるから
前期選抜試験における内申点(報告書)は135点満点に対して、中期選抜試験における内申点(報告書)は195点満点になります。
これは、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭」の実技4教科の点数が2倍となって換算されるためです!
つまり…
前期選抜試験の際は、5段階評価×9科目×3年=135点満点ですが
中期選抜試験の際は、(5段階評価×主要5科目×3年)+(10段階評価×実技4教科×3年)=195点満点ということです!
▷4. 内申点を上げるために大事なこと
内申点を上げるために大事なことは、テストの点数を高く保つことや提出物を忘れることなく提出するといった当たり前のことを大切にしていきましょう!
特に、テストの点数を高く保つことは難しいかもしれませんが、提出物を真面目に提出し続けていれば、評定4を貰うことも十分に可能です!
それ以外で内申点を上げる方法としては、実技4教科の内申点を高めるということです!3でお伝えしたように、中期選抜試験では、実技4教科の内申点が2倍となって換算されます。
(※これは中期選抜試験のみとなります!)
具体的な例を用いて理解していきましょう!以下の画像のように、前期選抜試験ではそのまま評定が加算されていくのに対し、中期選抜試験では2倍となって換算されていますね!
そして、これによって、実技4教科の評定を1上げるだけで、主要5教科の評定を実質2上げたということになります!英語を3から5に上げて「評定が+2になる」よりも、美術を3から4に上げて「評定が+2になる」ほうが難易度も低く、取り組みやすいですよね!
このように、中期選抜試験においては、実技4教科の内申点を向上させることが非常に有用なので、積極的に取り組んでいくと良いでしょう!
▷5. まとめ
京都府の公立高校入試では「内申点」が合否に大きく影響します!
これは、中学1年生の時点からの積み重ねが関係してくるため、中学1,2年生時から成績は高く保っておくべきなのです!
特に、中期選抜試験においては、実技4教科が2倍の点数となるため、コスパ良く内申点を向上させることができます!本番の試験がないからと言って、実技4教科の手を抜くことが無いようにしましょう!
個別指導ゴーパスでは、定期テスト対策も行っております!気が向けば我々「個別指導ゴーパス」にも頼っていただけると嬉しいです!最後までご一読いただきありがとうございました!
▷6. その他の記事
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