【警鐘】受験というフィールドに立つための持ちものを持っていますか
受験生のみなさん、いよいよ夏休みが始まりました。
ここで一つ問いかけたいことがあります。
どのような覚悟を持ってその机に向かっているでしょうか。
志望校合格という輝かしい夢を語るのは簡単です。
しかし、その夢を掴み取るための道のりがどれほど残酷でシビアなものか、理解しているでしょうか。
今回は、あえて厳しい現実を突きつけさせてもらいます!
受験は結果が全てである
まず、多くの受験生が陥りがちな根本的な勘違いについて触れておきましょう。
それは、「学校の定期テスト」の延長線上に「受験」があると思い込んでいることです。
学校の定期テストは、あらかじめ決められた狭い範囲の中で、授業で習ったことをどれだけ覚えているかを確認するためのものです。
言ってしまえば、先生が敷いてくれたレールの上を走り、ある程度の時間をかけて対策を行えば、誰でも「頑張った分の点数」が取れる仕組みにちかい。
先生の温情や、平常点といった救済措置が存在することもあります。
しかし、受験は全く別の競技です。受験とは、見ず知らずの全国の猛者たちと、限られた合格の席を奪い合う「冷酷な生存競争」です。
あなたがこれまでどれだけ机に向かったか、どんな苦しい環境で頑張ってきたかといった「過程」や「背景」は一切評価されません。
あなたの顔も名前も、これまでの努力も知りません。
問われるのはたったひとつです。
試験当日の制限時間内に、合格最低点を上回る点数を出せるのかどうか。
その結果だけなのです。結果が全てなんです。
努力が自己満足になっていないか
結果だけが求められる競争社会に参加する決意をしたのなら、「努力」というのはあなたが持っていくべき最低限の持ち物にすぎません。必需品です。
しかし、ここで言う努力は、単に机に向かって長時間座っていることではありません。
美しいノートを作ることでもありません。
それは努力ではなく、単なる「作業」であり「自己満足」です。
本当の努力とは、「結果を出すための勉強」を指します。
決して心地良いものでも楽なものでもありません。しんどいものです。
自分が解けない難問と真正面から向き合い、自分の能力不足、勉強不足を何度も突きつけられながら、それでも逃げずに戦い続ける。
できないことをできるようにする。
志望校に合格できるだけの実力を身につけるための、泥臭くて、苦しくて、心が折れそうになる戦いです。
今のあなたの勉強が「心地良く、楽なもの」になっているとしたら、危険な兆候かもしれません。
厳しい現実を語る者を信じよ
「何をすればいいのか分からない。」
「どうやってしんどい勉強に向き合えばいいか見えない!」
見えないのであれば、立ち止まっている暇はありません。
学校の先生や塾、予備校の講師など、頼れる誰かに聞けばいいのです。
教えを乞うことを恥じる必要はありません。
もし身近に聞く人がいないのであれば、自分で徹底的に調べてください。
ただし、情報を選ぶ際に絶対に気をつけなければならないことがあります。
それは、耳触りの良い、甘い言葉に騙されないことです。
「1日10分で偏差値が劇的に上がる」
「この裏ワザを使えば楽して受かる」
といった情報は、不安な受験生を食い物にする甘い罠かもしれません。
そうではなく、調べる中で一番厳しいこと、一番しんどい現実を隠さずに発信している人の内容を信じてみてください。
真実は常に、厳しい言葉の中に隠されているものです。
逃げずに戦うか、競争から降りるか
やるべきことが明確にわかったのなら、あとは言い訳をせずに、逃げずにやるだけです。
もし、どうしてもその「しんどさ」に耐えられない、そこまでして自分を追い込みたくないと思うのであれば、非常に残酷な言い方になりますが、受験という競争社会自体を避ければいいのです。
無理やり受験を強要しているわけではありません。
別の生き方を探すのも立派な選択です。
あるいは、不合格という「負け」を承知の上で、実力以上の学校に特攻して戦えば良い。それもあなたの自由な選択です。
しかし、もしあなたが「どうしてもあの学校に行きたい」「絶対に勝ちたい」と願うのであれば、覚悟を決めてください。
敗者の努力が捨てられるフィールドに立つ覚悟
しつこいですがもう一度、繰り返します。
受験の世界は、結果が全てです。
どれほど血の滲むような努力をし、どれほど涙を流して頑張ったとしても、不合格になれば、その過程での努力は、少なくとも受験という枠組みの中では、敗者のゴミのように無情にも切り捨てられていきます。
誰もあなたの悔し涙を評価して点数を足してはくれません。
それが、受験というフィールドの真実です。
だから、その残酷なフィールドにあえて足を踏み入れるのであれば、せめて「正しい努力」という持ち物だけは絶対に忘れないで持っていってください。
しんどい現実から目を逸らさず、結果を出すための本当の努力を、今日、今この瞬間から始めましょう。
勝者になるための道は、その覚悟を持った者にしか開かれません。