【教育学部志望へ】英語長文、現代文の頻出5テーマ

こんにちは!城陽駅徒歩1分の個別指導ゴーパスです!

9月に入り、受験生の皆さんは過去問演習や、英語長文・現代文に取り組み始めている時期ではないでしょうか?

20題30題と演習していくなかで、「教育論」に関する文章に出会ったことはありませんか?

「教育」は、文系理系問わず、受験の英語長文や現代文において頻出テーマです。

なぜなら、大学の教授陣自身が「教育者」であり、教育問題に関心を持っている方が多いからです。

そして当然ながら、教育学部(教員養成課程)を志望する生徒にとっては問われやすい「絶対に知っておくべき必須知識です。

本日は、長文読解の先読みを可能にするための「教育の最新頻出5テーマ」を解説します!

▶目次

  1. ①ICT・生成AIと「教師の存在意義」
  2. ②教育格差と「子どもの貧困」
  3. ③インクルーシブ教育と多様性
  4. ④探究学習と「丸暗記」からの脱却
  5. ⑤教員の働き方改革と部活動の地域移行
  6. まとめ

▷1. ICT・生成AIと「教師の存在意義」

【おさえておくべき前提知識】

「GIGAスクール構想」による1人1台端末の普及に加え、ChatGPTなどの「生成AI」を教育現場にどう取り入れるかが現在の最大の議論です。

文部科学省は「AIを完全に排除するのではなく、情報モラルを育成しながら限定的に活用する」という指針を出しています。

【長文での出やすい論理展開】

英語長文では、「AIやタブレットは、個別最適な学びを実現し、非常に便利である」というメリットを提示した上で、「しかし(However / Yet)、画面越しの学習だけでは、リアルな人間関係の構築や他者への共感力は育たない」と逆接で繋がる論理展開が多いでしょう。

▷2. 教育格差と「子どもの貧困」

【おさえておくべき前提知識】

現在の日本における「子どもの貧困率」は11.5%(2021年調査)。

つまり、約9人に1人の子どもが相対的貧困の状態にあります。

親の経済格差が、そのまま塾などの「教育体験の格差」に直結し、それが将来の収入格差を生むという残酷な「貧困の連鎖」が起きています。

【長文での「よく出る論理展開」】

「教育は誰もが平等に成功をつかむための手段である」というかつての理想論から入り、「だが現実には、教育システムそのものが『階級の再生産(富裕層の子が有利になる構造)』に加担している」と社会の構造的欠陥を暴く展開が出やすいでしょう。

▷3. インクルーシブ教育と多様性

【おさえておくべき前提知識】

インクルーシブ教育とは、障害の有無や国籍、言語の違いに関わらず、「すべての子どもたちが地域の同じ学校・同じ教室で共に学ぶ」ことを目指す理念です。

日本も国連の「障害者権利条約」に批准しており、多様な子どもたちが共に学ぶ環境づくり(合理的配慮の提供)が急務となっています。

【長文での「よく出る論理展開」】

「かつては能力や障害の有無で子どもを『分離』して教育するのが効率的だと考えられていた」という過去の常識を提示し、「しかし、多様な人々が混在する社会で生きる以上、学校という閉鎖空間も多様(Diversity)であるべきだ」という論調へとシフトします。

▷4. 探究学習と「丸暗記」からの脱却

【おさえておくべき前提知識】

現在の日本の教育の最大のキーワードは「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」です。

先生が知識を一方的に喋る「チョーク&トーク」の時代は終わり、自ら課題を見つけて解決策を考える「探究学習」が全校種で導入されています。

【英語・現代文での「よく出る論理展開」】

英語長文で非常によく出るのが「西洋の教育(議論重視) VS アジアの教育(暗記重視)」の比較です。

「アジア諸国は暗記教育で高いテストの点数を出してきた」と認めつつ、「しかし、正解のないVUCA(予測困難)の時代には、クリティカル・シンキング(批判的思考)や創造性が不可欠だ」と対比関係が出てくる文章が多いでしょう。

▷5. 教員の働き方改革と部活動の地域移行

【おさえておくべき前提知識】

日本の教員の労働時間は世界トップクラスで長く、「過労死ライン」を超える時間外労働が常態化しています。

これに対する最大の切り札として国が進めているのが、休日の部活動を学校の先生ではなく地域のスポーツクラブなどに任せる「部活動の地域移行」です。

【長文での「よく出る論理展開」】

「先生の熱意や自己犠牲に依存した教育システムはもう限界である」という構造的な欠陥を指摘する展開です。

教育学部志望者に対し、「あなたはこのブラックな環境をどう改革するつもりか?」という当事者意識を問う問題でもあります。

▷6. まとめ

教育のテーマを知ることは、現代社会の歪みを知ることにもつながります。

英語長文でも現代文でも、教育論が頻出する理由は、学校という空間が「社会の縮図」だからです。

格差、テクノロジー、多様性…社会で見られる問題が、表面化しやすいのが学校なんです。

背景知識と直近の大学の出題トレンドを頭に入れておけば、難解な長文でも「あ、これは『暗記教育批判』から『探究学習の重要性』につながるのかな」と、主張を先回りして予測できるようになります。

そうすると、実際読めなかったとしても点数を取ることが出来る場合もあります!

夏休みを超えたこの勝負の秋。
最高のスタートダッシュを切りましょう! 最後までご一読いただき、ありがとうございました!

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