「奨学金借りてなんとなく私大進学」は危険!?奨学金の返済シミュレーション

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本日はタイトルにもある通り、「奨学金のリアルな現実」についての内容となっています!

大学進学にあたって、「とりあえず奨学金を借りて、卒業してから毎月少しずつ返せばいいや!」と楽観視している受験生や保護者の方もいらっしゃることとおもいます。

しかし、明確な目的のないまま、安易に多額の奨学金を借りて進学することは非常にリスクが大きいです!

今回は、奨学金という名の「事実上の学生ローン」を背負って社会人になることがどういうことなのか、大卒1年目のリアルな生活費シミュレーションを交えてお話ししていきます。

– 奨学金(有利子)のリアルな返済シミュレーション

私立大学(文系)に進学し、自宅外通学(一人暮らし)をするケースで多い「月額10万円」の奨学金(第二種・有利子)を4年間借りた場合、どうなるでしょうか?

・4年間の貸与総額:480万円 ・返済期間:20年間(240回払い)
・毎月の返済額:約21,000円〜22,000円 ・完済予定年齢:42歳〜43歳

実に480万円という大きな借金を背負って社会に出ることになります…。

– 大卒1年目のリアルな家計簿

「毎月2万ちょっとくらい、社会人になれば余裕で払えるでしょ!」
ここまで読んで頂いて、このように思うかもしれません。

しかし、大卒の初任給の平均は額面で約22万〜23万円ですが、税金や社会保険料が引かれるため、実際の手取りは約18万円ほどになります。

ここから奨学金を返済しながら一人暮らしをする場合の内訳を見てみましょう。

✅ 手取り月収:180,000円

  • 家賃:65,000円
  • 食費:40,000円
  • 光熱費・通信費:20,000円
  • 奨学金返済:22,000円
  • 日用品・雑費:10,000円
  • 残金:23,000円
    ※ここから交際費、被服費、医療費、貯金などを捻出

いかがでしょうか。
毎月2万2千円の出費が「20年間」も続きます。
20代の遊びたい時期も、30代の結婚や子育てで出費が増える時期も、40代になっても毎月この額が引かれ続けるのです…。

「なんとなく皆が行くから」
「とりあえず大卒の資格が欲しいから」
という理由だけでこの負担を背負うのは、非常にコスパが悪く、精神的にも大きな重圧となります…。

JASSOの第一種(無利子)なら安心?

「うちは第一種(無利子)で借りるから大丈夫!」
とお考えの方もいるかもしれません。

しかし、無利子で満額(月5万〜6万円台)を借りられるのは、世帯収入等の厳しい基準をクリアしたご家庭のみです。

一般的な平均収入のご家庭だと、無利子では「月2万〜4万円」までしか審査に通らないケースが多いのが現実です。

結果として、不足分は利子がつく「第二種」で借りることになってしまいます…。

筆者の結論

誤解していただきたくないのは、「奨学金=悪」ではありません!

「どうしてもこの分野を学びたい!」
「この仕事に絶対に就きたい!」
このような明確な意志とリターンが見込めるなら、480万円の投資は決して無駄にはなりません。

しかし、もしそうではないのであれば、、、
安易に私立大学に進学して高額な借金を背負う前に、様々な選択肢を検討したほうがいいでしょう。
「国公立大学を目指す」
「特待生や給費生を狙える大学受験」
「高校生活中からアルバイトを計画的に行う」
「一度社会人として働いて学費を用意する」
「家族や親戚で頼れる人を頼らせてもらう」
5つの選択肢を挙げましたがほかにも多数選択肢は存在します。

いずれにせよ受験生が一番やるべきは勉強です!

今この瞬間の勉強から逃げずにやり切る。

4年間の大学費用や受験費用について気になることはあるでしょうが、まずは勉強第一。

英単語の徹底暗記や、日々の泥臭い反復練習を積み重ねて、国公立大学の切符や給付型奨学金を自らの手で勝ち取る。

私個人としては、安易な奨学金での私立大学進学を決める前に、まずは国公立大学合格に向けた「今の圧倒的な勉強と努力」を強くオススメします!!!

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