同じ1時間でも天と地ほどの差。生産性が低い子が勝つための「泥臭い努力」のすすめ

「うちの子、毎日自分の部屋で机には向かっているんですが、点数が上がらないんです」
「何時間も勉強しているはずなのに、どうして結果が出ないのでしょうか」

よく耳にする保護者様からの切実なご相談です。

毎日遅くまで起きて机に向かっている我が子の背中を見れば、
「うちの子はちゃんと頑張っている」
「次こそは結果が出るはずだ」と信じたくなるお気持ちは、痛いほどよくわかります。

当然の感情だと思います。

しかし、ここで残酷な現実をオブラートに包まずにはっきりと申し上げます。

もし、お子様が「毎日机に向かっている」にもかかわらず、テストの点数という「結果」が伴っていないのであれば、お子様が机に向かっていたその時間は「勉強」ではありません。

それは、ただ机の前に座り、時間を浪費しているだけの「作業」です。

「作業」を「勉強」だと錯覚する子ども

「勉強しているのに成績が上がらない」と悩む生徒のノートやテキストを見ると、一目でその理由がわかります。彼らの多くは、勉強ではなく「勉強した気になれる作業」に没頭しているのです。

例えば、教科書の内容を何色もの蛍光ペンを使ってノートに綺麗にまとめること。 分からない問題をすぐに諦め、解答の解説をただ赤ペンで丸写しすること。 ただ漫然と、目で英単語や漢字のリストを眺めていること。

これらはすべて「作業」です。手を動かしたり、文字を追ったりしているため、本人は「疲労感」を感じます。この疲労感が厄介で、「今日はこれだけ疲れたのだから、自分はたくさん勉強した」という錯覚を生み出してしまうのです。

本当の「勉強」とは、自分の頭に負荷をかけ、「できない」を「できる」に変えるプロセスのことを指します。自らテストをして、間違えた問題と向き合い、なぜ間違えたのかを考え、何も見ずに自力で正解を導き出せるようになるまで繰り返す。脳に汗をかくような、苦しくて泥臭い自己テストの反復こそが勉強の本質です。このプロセスがすっぽり抜け落ちたまま、何時間机に向かおうが、何百ページノートを埋めようが、成績は1ミリも上がりません。

■ 同じ1時間の価値は平等ではないという残酷な事実

そしてもう一つ、目を背けてはならない残酷な事実があります。それは、同じ「1時間」机に向かっていたとしても、生徒によって「生産性(吸収力や集中力の質)」には天と地ほどの差があるということです。

1時間で英単語を100個完璧に暗記できる生徒がいます。彼らは、10個ずつ区切り、隠してテストし、間違えたものを何度も書き直し、瞬時に意味が言える状態になるまで徹底的に自分を追い込みます。

一方で、同じ1時間を与えられても、10個すら覚えられない生徒がいます。彼らはただ単語帳を開き、ぼーっと眺めているだけです。あるいは、覚えたつもりになって、確認のテストを怠ります。

「うちの子は今日1時間机に向かったから大丈夫だろう」と安心するのは非常に危険です。その1時間の中身がスッカスカの作業であれば、あるいは生産性が著しく低い状態であれば、どれだけ日数を重ねても、生産性の高い生徒の10分にも満たない学習効果しか得られていないのです。

■ 「効率の良い勉強法」という甘い罠

では、生産性が低い生徒はどうすればいいのでしょうか。 最近の風潮では、すぐに「効率の良い勉強法」や「自分に合ったペース」「楽しく学べるコツ」といった言葉がもてはやされます。メディアやインターネットを見れば「ラクして点数が上がる裏技」のような情報が溢れています。

しかし、断言します。そんな魔法のような方法は存在しません。

そもそも、「効率」という言葉は、圧倒的な基礎知識の土台があり、かつ圧倒的な量をこなしてきた人間だけが口にできるものです。勉強の習慣すら身についていない、生産性が低い状態の生徒が「効率」を求めた瞬間、それはただの「手抜き」に変わります。「自分に合ったペース」と言えば聞こえはいいですが、それは多くの場合、ただの「甘え」であり、現状からの逃避でしかありません。

■ 唯一の解決策は「圧倒的な量」と「泥臭い努力」

もし、お子様の生産性が他の生徒より劣っているのであれば、同じ結果(点数)を出すために残された道はたった一つしかありません。

「生産性の高い生徒の何倍もの時間をかけ、徹底的に、泥臭く量をこなすこと」

これしかありません。 覚え込みが遅いなら、人の3倍、5倍の時間を使って単語帳がボロボロになるまで反復暗記する。一度で理解できないなら、自力で解けるようになるまで、何度でも、何十回でも泥臭く自己テストを繰り返す。暗記から逃げない。反復から逃げない。

昭和の精神論のように聞こえるかもしれません。しかし、学問の王道に近道はないのです。「暗記主義は古い」「詰め込み教育は良くない」という声もありますが、圧倒的な知識の詰め込み(暗記)なしに、確かな思考力や応用力など育つはずがありません。高い壁を越えて結果を出すためには、この「泥臭い努力」と「圧倒的な量」から逃げることは絶対にできないのです。

■ 個別指導ゴーパスの覚悟

個別指導ゴーパスでは、「誰でもすぐに成績が上がる」「お子様のペースに合わせて優しく楽しく」といった、保護者様や生徒に媚びるような耳障りの良いおべんちゃらは一切申し上げません。できないことをごまかして安易に褒めるような、無責任な指導もしません。

私たちは、成績を上げるために絶対的に必要な「学習量」と、ごまかしのきかない厳しい現実を、真正面から突きつけます。徹底した自己テストと暗記の反復、つまり「泥臭い努力」を生徒に求めます。

そして、逃げずに立ち向かうと決めた生徒には、一切の妥協なくその「量」を要求し、限界までやり込ませます。生徒が「もう無理だ」と思うその先まで、徹底的に伴走し、学習の習慣と基準を根底から叩き直します。

「今のままではいけない」「どうしても志望校に行きたい」と、本気で現状を変える覚悟がある方。 表面的な勉強時間や、甘い効率の良さに見切りをつけ、泥臭く結果を追い求める覚悟が決まった生徒と保護者様だけ、個別指導ゴーパスの門を叩いてください。

厳しい道のりになります。しかし、その本気の覚悟には、私たちも本気の熱量と指導で、必ず応え抜きます。

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