やる気がありますだけでは不十分!とにかく行動しよう!
こんにちは!城陽駅から徒歩1分のマンツーマン個別指導塾、個別指導ゴーパスです!
本日は、「やる気がありますだけでは不十分!とにかく行動しよう!」というテーマでお話しします。
受験勉強や日常生活において、やる気を感じることは大切ですが、それだけでは目標達成には至りません。
実際の行動、つまりアウトプットこそが成果を生み出す鍵となります。
このテーマについて今日は語っていきましょう!
▷1. やる気と行動の関係
多くの人は、やる気が出てから行動を起こすと考えがちです。しかし、脳科学の観点から見ると、実は逆の順序が効果的であることがわかっています。
行動を起こすことで脳内の側坐核が刺激され、ドーパミンが分泌されます。このドーパミンがやる気やモチベーションを高め、さらなる行動を促進します。つまり、やる気を待つのではなく、まず行動することでやる気が後からついてくるのです。
▷2. 行動しないやる気は価値がない
やる気があると感じていても、それが行動に結びつかなければ意味がありません。
例えば、以下のような例を考えてみましょう。
勉強したい → 実際に勉強しなければ、そのやる気は存在しないのと同じ。
ダイエットをしたい → 食事制限や運動を始めなければ、結果は得られない。
関西大学に行きたい → 勉強に取り組まなければ、その志望はただの願望に過ぎない。
どんなに強く思っていたとしても、それが具体的な行動に結びついていなければ、現実世界では何の影響も与えません。「やる気がある」と思っていても、それが目に見える形にならなければ、それは単なる幻想にすぎません。
例えば、スポーツ選手が「もっと強くなりたい」と口にするだけで、実際のトレーニングをしなければ試合で勝てるようにならないのと同じです。
思いを実現するためには、まず一歩踏み出し、行動を続けることが何よりも重要です!
▷3. アウトプットの重要性
アウトプット、つまり行動や実践は、学習や目標達成において非常に重要です。
「ラーニングピラミッド」という教育学の研究によれば、知識の定着率は以下のように変わると言われています。
・講義を聞く(5%)
・読む(10%)
・視聴覚で学ぶ(20%)
・デモンストレーションを受ける(30%)
・ディスカッションする(50%)
・自ら体験する(アウトプットする)(75%)
・他人に教える(90%)
つまり、アウトプットを増やせば増やすほど学習効果が高まり、知識が定着しやすくなるのです。
また、心理学者エドガー・デールの「経験の円錐」でも、人は受動的な学習よりも能動的な学習(アウトプット)によってより深く学ぶことができると示されています。
▷4. 行動を起こすためのポイント
では、具体的にどのように行動を起こせば良いのでしょうか。以下にいくつかのポイントを挙げます。
1. 小さなステップから始める
大きな目標を設定すると、プレッシャーを感じて行動を躊躇してしまうことがあります。まずは小さな目標やタスクから始め、徐々にステップアップしていくことで、行動を継続しやすくなります。
具体例です。
・英単語を覚える → いきなり100単語ではなく、1日10単語から始める。
・数学の勉強 → 教科書の例題を1問解くことからスタートする。
・読書習慣をつける → 1冊読むのではなく、まずは1ページだけ読む。
100単語を覚えましょう!と言われると、「そんなに無理…」と思ってしまう人も「10単語ならいけそう!」と前向きな気持ちで取り組めます!まずは0を1以上にするところからスタートしてみましょう!
2. 環境を整える
行動しやすい環境を作ることも重要です。
例えば、勉強する場所を整理整頓し、必要な教材や道具を手の届く範囲に配置することで、すぐに取り組むことができます。
具体例です。
・机の上を片付ける → 教科書やノートをすぐに開けるように整理する。
・スマホの通知をオフにする → 勉強の邪魔にならないように、集中できる環境を作る。
・図書館や自習室を利用する → 自宅では集中できない場合、環境を変えてみる。
3. 習慣化する(ナッジ理論の活用)
行動を習慣化するためには、行動経済学の「ナッジ理論」を活用すると効果的です。
環境をデザインする → 例えば、机の上に勉強道具を常に置いておけば、すぐに勉強を始めやすくなる。
フレーミング効果を利用する → 「今日1時間勉強すれば、未来の自分が楽になる」とポジティブに考える。
コミットメントと一貫性の原則 → SNSで「今日は1時間勉強する!」と宣言することで、自分にプレッシャーをかける。
ハビット・トラッカーを活用する → 1週間継続できたらカレンダーにチェックを入れ、達成感を得る。
4. フィードバックを得る
自分の行動に対するフィードバックを得ることで、モチベーションを維持しやすくなります。
例えば、
模試の結果を分析し、次に改善するべき点を明確にする。
勉強した内容を友達や家族に教え、自分の理解を深める。
5. 目標を明確にする
目標を明確にすることで、行動の方向性が定まり、モチベーションの維持につながります。
「SMARTの法則」に沿った目標設定が効果的です。
Specific(具体的) → 何を達成したいのか明確にする(例:英単語を1000個覚える)。
Measurable(測定可能) → 進捗を確認できる(例:1週間で70単語覚えたかチェック)。
Achievable(達成可能) → 無理のない目標を設定(例:100個ではなく、まずは10個から)。
Relevant(関連性がある) → 自分の目的に合った目標(例:志望校の英語試験対策)。
Time-bound(期限がある) → 期限を決める(例:1ヶ月で300単語覚える)。
また、「スモールステップ」を活用すると、大きな目標も達成しやすくなります。
例えば、
定期テストで数学90点を取る → まずは1日1問解く。
英検準2級に合格する → まずは単語を1日10個覚える。
毎日勉強習慣をつける → まずは15分から始める。
小さな目標をクリアしながら前進することで、達成感を積み重ね、自信をつけることができます。
▷5. まとめ
やる気があるだけでは、目標達成には不十分です。
実際の行動、つまりアウトプットを通じて初めて、やる気は価値を持ち、成果を生み出します。
まずは小さな一歩を踏み出し、その行動を積み重ねていくことで、やる気も後からついてきます。
個別指導ゴーパスでは、生徒一人ひとりの行動をサポートし、目標達成に向けた具体的な指導を行っています。
お困りの際はぜひご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!