大学受験から大学卒業までかかる費用を紹介!一体いくら必要なの!?
3月に入って学年末テストも終わり、受験について考え出している高校2年生も増えてきました。
受験生は志望校合格に向けて努力することが一番大切なこと。
親御様は本人が大学進学する決断をされて、費用面についても考えはじめているのではないでしょうか。
受験費用や受験勉強をするための塾代、受験費用、4年間の学費など調べてみてお金がかかってくることを知り、ご不安なのではないでしょうか。
上記以外にも試験場までの交通費や現地での宿泊費、入学資格を保持するための入学金が必要になる場合もあります。
そして大学入学後は家賃や生活費、サークル費用や就職活動費などさらに費用が必要です。
そこで今回は、意外とかかる大学受験費用や大学の学費、生活費などを細かくまとめてみました!
受験から卒業までの費用
大学受験にかかる費用、大学生活4年間の費用をみていきましょう。
大きく以下3つに分けて紹介します。
①受験前
②合格から入学まで
③在学中
※今回のデータは全国大学生活協同組合連合会のデータ、「大学選びの新常識」などから作成させて頂いています。
受験前にかかる費用
①予備校・塾通いの場合
受験学年の1年間で30~100万円
※受講科目数や指導形態(映像か集団か個別かなど)や通い始めの時期に左右されます。
有名な学習塾や予備校に通う場合は50~120万円が必要です。
②模擬試験
だいたい3万円程度かかります。
※年間5~6回の場合です。
③オープンキャンパス
自宅から通学県内の大学(1~5校)の場合
5000~1万5000円程度
下宿が必要な大学(1~3校)の場合
3万~9万円程度(交通費や宿泊費込み)
④大学の赤本・参考書・問題集
1万円~10万円程度
塾や予備校に通っている場合は指定のテキストがあるため、あまりかからないかもしれません。
独学で受験される場合には参考書や問題集が必要になるため5万円は見ておいたほうがいいと思います。
⑤出願用書類
1通あたり300~1000円程度
※無料の学校もあります。
何校(何回)受験するかによっても左右されますが大体3000円程が平均です。
⑥受験費用
10万~30万円
受験校の数や回数にもよりますが平均は20~25万円程度です。
<内訳>
・共通テスト1万8000円(3教科以上)
1万2000円(2教科以下)
※成績通知希望をすると+800円
・国公立大学二次試験1万7000円
・共通テスト利用入試
1万5000~3万円(1校あたり)
・私立個別試験平均3万5000円
※複数回受験の場合は割引あり。
※医療系学部では費用が異なる場合あり。
・受験会場への交通費と宿泊費1万円~10万円
受験会場までの距離によって大きく変わります。
以上をまとめると、出願から受験までで20万円~50万円程になり、予備校や塾の費用まで含めると合格までに50万~150万円程度になります。
合格から入学までの費用
①初年度納付金(入学金・初年度授業料・施設設備費)
・国立大学81万7800円
・公立大学77万355円(地域内)
93万5842円(地域外)
・私立大学文系116万863円
・私立大学理系154万8333円
・入学しなかった大学への納付金20万~40万円
併願先の大学の合格発表、納付金の締め切りが本命大学の合否よりも前の場合、安心料ということで追加で必要になってきます。
支払わない場合合格の権利がなくなるため、収める方が大半です。
②新生活準備
・自宅から通う場合28万950円
教科書やパソコンなどの費用です。
・自宅外生99万2500円
住まい探しのための上京費用、敷金礼金、家具家電、前家賃など含みます。
自宅生で国立大学一本という生徒さんなら116万3300円程ですが、私立大学理系(一人暮らし)で2校ほど併願する(学費も納入する)と300万円以上もかかる計算です。
在学4年間でかかる費用
①授業料・施設設備費(2~4年の3年間)
・国立大学(標準額)160万7400円
・私立大学文系(平均額)280万497円
・私立大学理系(平均額)385万7868円
②交通費(自宅生の場合)
毎月9030円(平均額)
4年間を合計すると433440円。
③仕送り(自宅外生)
約340万円(月7万円程度)
※家賃は4年間で平均243万8880円(月5万円程度)。首都圏か地方かで変動します。
④その他かかる費用(4年間合計金額)
172万円
<内訳>
・勉強や研究、調査など7万円
・サークル・レジャー等50万円
・留学40万円
・運転免許取得30万円
・就職活動15万円
※写真作成・交通費・宿泊費などの平均額
・資格取得、語学などの各種スクール30万円
在学中にかかる費用が一番個人差が大きい部分のため予想は難しいですが平均額で試算すると
国立大学で自宅生の場合は375万円前後。
私立大学理系で一人暮らしの場合は、800万円程度必要な計算です。
まとめ
今回は大学受験から卒業の費用について紹介致しました!
4年間でかかる大学の学費はHPや資料から想定されていたかもしれません。
その反面受験前の費用や、併願校に合格した場合の入学金など想定外のものもあったと思います。
不安で多くの大学を受験する気持ちもわかりますが、受験校を増やすとそれだけ出費も膨らんでいきます。
また、対策も煩雑になり結果的に第一志望、第二志望の大学対策がおろそかになることも…
受験校を絞りすぎた結果全落ちという可能性もあるため、非常に難しい決断です。
受験や進学、大学生活にかかるお金を把握して、親御様お子様で相談しながら納得できる大学選びをして頂ければと思います!
さらに詳細な情報を知りたい方は、個別指導ゴーパスまでお問い合わせくださいませ♪♪
かなり長くなってしまいましたが、最後までありがとうございました!
皆様の受験合格を心より応援しております!